カテゴリ:調子に乗って書いてみた。
「暇だ」 暇そうだ。 「暇だからな。お前もうちょっと何か言えよ」 何を。ってかナレーションに突っ込むなよ。 「しゃあねぇだろ。聞こえるんだから」 てさぁ・・・あ。 扉の向こうから足音。廊下は走っちゃいけません。 「やる気ねぇな」 そっちこそ。 えらい勢いで扉が開く。扉はその勢いで壁に激突。走ってきた銀髪兄ちゃんはそれが当たる前にこっちに歩いてきた。 「とりあえずあれは終わったぞ。次はどれだ」 何故かかなり不機嫌に低い声で言う。次の資料を示してやれば、すぐさまそれを引っつかむと、また走って出て行った。 それと入れ替わりでカツカツどうにも怒った足音がする。 何やったの。 ばたんと扉が開いて、今度は青髪の兄ちゃんが資料を置いた。 「まあちょっとね。ご苦労様。次これ」 「分かりました」 えんらい怒ってんじゃん? 「まぁね。お手伝いだから」 へー。 「何を独り言言っているんですか?」 「気にすんな。ほら、あとちょっと」 「わかっています」 またカツカツ言わせて出て行った。 で、何したん? 「さっき面白いシーン見ちゃって。それバラさない代わりに仕事頼んだら、弟命のお兄ちゃんがそれ聞いて手伝いだしたってこと」 なるほどね~。 その面白いシーンって? 「ついさっきなんだけど・・・・・・」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.09 00:12:24
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