カテゴリ:娘のこと
「パパに伴奏お願いしちゃった~」
と娘からの電話。 パパとは、 入学当初、友達になったピアノ科の男子。 落ち着いたイメージから皆にパパと呼ばれている。 一か月ぐらいは普通にお話をしていたのに、 嫌味を言ってくるようになり、 仲の良い友達には ひとり絶交切ったと宣言。 友達に言わせると パパは娘のことが好きらしい。 小学生の男の子が好きな女の子に 恥ずかしくて気持ちとは反対の行動を取ってしまうという、 良くある話。 あれから3年。 このまま話もせず卒業してしまうのかな、 と思っていたら、 院試の時に舞台袖にいたので、 彼を含めて数人で必然的に会話することになる。 「この人、ずっと俺のこと無視してるんだよ」とパパ。 図星ですね。 その日に母は言いました。 「パパはあなたよりずっと真面目に音楽に向き合ってる人なんだから、 卒試の伴奏はパパに頼んだ方がいいのではないか」と。 娘「パパの伴奏だったら安心して歌えると思うんだけど、 本番前とか女の子の友達の方がリラックスできると思うんだよね。 パパだと余計に緊張しそう」 そうこうしているうちに先生に、 いきなり 来週は卒試の伴奏者を連れてくるようにと言われ、 1週間で仕上げてくれそうな人って パパか???う~む どうしようと考えながら とりあえず楽譜をコピーし外へ出ると、 パパの姿が。 ひとり絶交切っていたのに お願いするしかないか! もう~頼んでしまえ! 娘「パパ、院試の伴奏何人持ってるの?」 パパ「3人だよ」 娘「私の伴奏お願い出来ないかな」 来週、レッスンで伴奏者連れて行かないとだめなの」 パパ「何やるの?楽譜あるの?見せてみて?」 真黒だね(←音符がたくさんてこと) どうせ、ちょうどいいところにいたから頼んだんでしょ?」 俺でなくても誰でもいいんでしょ」←相変わらず素直じゃない 娘「パパ、上手だからお願いしたいと思って頼んでるんだよ」←本当の気持ち そしたらうれしそうな顔してに照れちゃってるのパパ。←自惚れる娘 それでもずっとブツブツ 100回ぐらい 「どうせ誰でもいいんでしょ?」 を連発しているの。 最終的には 「日曜日は1日空いてるから、月曜日に合わせられるよ」 と言って引き受けてくれた。 これで仲直り。 「たぶんパパは喜んで伴奏の練習してくれると思う」 卒試残れば三次まであるから、 パパ、わたしとずっと一緒に演奏したいから頑張ってくれると思う」 ↑自惚れの強いちゃっかり娘 卒業まで友達としてケンカせず仲良くやっていけるのか 楽しみな二人です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.11.29 17:37:21
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