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Mar 20, 2022

卒業式。地元小学校の卒業式に出席できた幸せ。

テーマ：卒園式・卒業式(266)

カテゴリ：姉妹の成長記録

末広がりの18日

小学校の卒業式があり、出席することができました。

ちょうど1年前の春休み、足の病気がみつかり1年の入院と言われた長女。

手術や治療、痛み、家に帰れない、兄弟に会えない、友達にも会えない・・どうして・・書ききれないほどのいろんな辛さを抱えて、そのたびに受け止めて、乗り越えてきました。

それでも、
入院中かもしれないけれど、卒業式にはきっと地元小学校で出席できるようにしましょうと。

主治医の先生、院内学校の先生、私たちとで目標にして頑張ってきました。

なので、
卒業式が、普通以上に特別な・・・特別なものだったんです。

袴を履いて。

自分が小学校卒業式のときに着た時は袴って誰もいなかったのですが、
いまは女の子も男の子も多いですね。華やか！

ブーツも治療した足を出し入れしやすいように、
あみあげで調整できさらにファスナーが下まであるショートブーツを探して選びました。

ブーツも脱ぎ履きの練習を何度もして・・

当日焦らないように袴も着せる練習を3回くらい別日でやりました。
それでも当日は焦ったけど！

重ねた襟、

長襦袢に刺繍襟がついてるものを買ったのですが、この襟が最高にかわいい！
お気に入りでした♡

袴にも刺繍が♡

髪飾りも２つ組み合わせました。

車椅子での参加かもしれなかった長女ですが、

リハビリをずいぶん早い段階からがんばって、自分で歩き参加できました。

証書の受け取りは、校長先生が下に下りてくることもできるよと言ってくれましたが、
長女はそれも皆と同じように、舞台の壇上に上がって受け取りたいと、階段も登りました。

体育館の舞台へのあの数段の階段には手すりがないので、
そこだけ学校の先生に手を添えていただいて登ったり下りたりした長女。

事前に確認と練習をさせていただき、
数日前には6年生の予行練習にも参加しました。

動線を確認しようということでしたが、長女は友達に会えることが最大で。

お友達と約1年会っていませんから、緊張で緊張でどうにかなりそうだった長女ですが、
会ってしまえば皆が「おかえり！」と大合唱。

次々と話しかけてくれるお友達。
優しく気にかけてくれるお友達。心底ホッとして、心から楽しんだ長女！

予行練習も卒業式本番も、緊張しながらも「楽しかった！教室にも入れた！自分の席はどこどこだったんだよ！〇〇ちゃんと話してね・・」と
いかに楽しかったのか、あとでたくさん教えてくれました＾＾

中学も一緒のお友達が多くて、
仲良しはほとんど一緒の学校にすすむようで、それも嬉しいみたいでした。

そういう会話も、数人の子とお手紙のやりとりしかなかったものね。

学校の先生も、
お母さんたちも、お友達も、

長女が一緒に卒業式に出れたこと、歩いたことに喜び感動したとたくさん教えてくれました。

お天気も帰りまでなんとかもって良かった！
この日だけ気温は寒かったけどー！

入院の間も、
お手紙をくれたお友達、担任や元担任の先生、校長先生もお手紙を書いてくださったり。

こまめに電話で連絡をくれた小学校に何度安心感をもらったか。

クラスのお楽しみ会の招待状もいただいてリモートで教室と病院をつないだのも4回くらい！
リモートでつながれるなんて、今ならではですよね＾＾

乗り越えてここまできた長女を眩しく感じています。

やっぱり学校やお友達の存在ってすごいね！嬉しいね！！

主治医の先生、リハビリの先生もありがとう。
皆と同じように参加できて嬉しかったよね！

これは院内学校の先生たちから卒業でいただいた色紙。

長女の袴の（着付け練習の）写真を見せたことがあったのですが、それをイメージして、入院した頃の長女は髪が肩くらいだったので、それをイメージして作成してくれたんだって！
すごい！！！

たくさんの方の支えがあって、ここまでこれました。

いよいよ治療はあと1回。