入院中、土日はかなりヒマです。
検査もないしリハビリもない。
お見舞いの人が来なければ
ご飯とお風呂だけ・・・・。
昨日の地獄のリハビリを思い
本当に肘が戻るのか心配になった。
看護師さんとも昨日のリハビリの話題に・・・。
『ごめんね、口はさめる状態じゃなかったし』
『でも誰にでもそうだから・・・』
そっか～厳しい先生なんだ。
聞くところによると
厳しいけどそれだけ熱心だから良くなる。らしい
少し気がラクになって
月曜日。
また夕方突然やって来た！
最初はまた怒られ
処置室に連れて行かれ
またまた点滴。そしてリハビリ。
この点滴、効かない。っつーより
先生、針刺すのヘタ？？
ここでは看護師は点滴の針は刺せないらしい。
刺すのは医師。
私の血管が細くて刺せない。とウロウロ
とりあえず刺してリハビリしたけど
まだまだ痛い～
そして次に・・・・・・
なんと麻酔注射を打たれた！
それも手術した肘に
これまた刺すのに大変で
『脂肪が厚いからっ』と言ってきた。
何～！？ドクハラじゃないのぉ～？
そんなこんなで過酷なリハビリは約２時間。
とっくに夕食終わっちゃってるし
痛くて涙も出た
でも２時間近くも一緒に居たら
厳しい恐いという感情は全くなくなっていた。
『忙しいから伸ばしきるまで早くやってっ』と言いながら
1時間以上座って見ててくれた。
ずーーっと厳しい訳じゃなく
出来れば自分の事の様に喜んでくれるし
真顔だから本心なのかからかっているのか不明だけど
太ってる。だの
採血できない。だの。
『それは先生が針刺すのヘタなんじゃないのぉ？』と返したら
フニャっとした顔で笑った！
そうだ、この先生の笑顔見たの初めてっ
初診で会った時も再診も
超まじめ～な顔で必要以外話してないなぁ
そんな顔見たら今まで心がとがってたのが
いっぺんに溶けちゃった。
ちょっと口ベタだけど本気な先生。
先生に会えて良かった。
ちゃんと治してもらえる！そう思った
４年前に原因不明の椎間板炎になった時
私は整形外科、マッサージ、針、整体と
たぶん３０人は超えてる位の医者と会った。
病院ではだいたい長く待たされて
診察１０分？レントゲン、ＭＲＩ、血液検査
検査だらけで答え出ず。
針・整体・マッサージは軟骨が当たってる。
神経が触ってる。
根本的な治療はなし。
だから医者の話をまともに聞いていない。
というより最初から信じていなかったのかも・・・
この肘は去年の夏からで
その時の医者は言う事が毎回変わっていた。
『手術しましょう。』
『いや手術は必要ないでしょう。』
自分がガマンすればいいか～と
諦めていたのである。
今回、先生に会って
私の考えは変わった。
ちゃんと診てくれる先生っているんだ！
先生の言う事、素直に聞いてる自分がいた。
そしてちょっぴり恋心に気づいたりして・・・（汗）
