旭鷲山の引退。
昨日、信長のことを書いたら、コリアンのコブラさんに、「No way, no comment」ってやられてしまいました。なるほど、秀吉に朝鮮攻めを命じたのは信長である。海を隔てた他国を、自らの支配下に置こうとした信長の侵略は、攻められる側から見れば、人としてあるまじき言語道断のとんでもない民族行為に見えることでしょう。今日、日本の管理者の好むタイプの信長の顔は一面しか見えていない。もっとひどい、笑止な話がある。ある国の歴史上の英雄を指して、アレは日本の英雄何某が海を渡って、かの国で生まれ変わって働いたのだという話。ある国の英雄はモンゴルのチンギス・ハーン、日本の英雄何某とは、義経とも信長とも言う。関西人ならこう言うね。「こらこら、おっちゃん、あんた関係あらへん、何いうてんねん、あんたよそもんや、外国人やろ、なんで、関係ないとこで、でしゃばんねん。あっちゃ、いけ。」昨日、旭鷲山の引退が報じられました。帰国して政治家になると言う。「外務大臣になって日本担当になればいいなぁ、大統領を目指すよ」と言ったそうです。日本企業のモンゴル進出の手助けをするなど、相撲界だけではなく、日蒙の懸け橋としても尽力してきた彼なればの、力強い決意が、近い将来に夢を実現させることでしょう。しかし、取り組み後、懸賞金を受け取るときの小面憎さを表わす、あの横綱に先輩として、一言言って帰国してくれたらエエねんけどなぁ。夜明けが、少しずつ遅くなってきました。ここから、30キロ、日本・モンゴル記念博物館があります。(今日は龍馬の命日やったんや、なんまんだ、なんまんだぶ。)