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テーマ:徒然日記(23462)
カテゴリ:音を楽しむ♪
ある雑誌を読んでいたら、バイオリン奏者の川井郁子さんのインタビュー記事が載っていました。
川井さんは、お子さんを産んでから、世界中で紛争や貧困で苦しむ子供たちの現状を 知るにつれ、母親としていたたまれない思いになり、国連UNHCR協会の活動に賛同して ウガンダやミャンマーの難民キャンプを訪れるようになったそうです。 昨年、難民居住地を訪れ、そこでバイオリンを演奏した時、食い入るような顔で演奏に 聞き入っていた子供たちが、やがて曲に合わせて自然と身をくねらせ、独特のリズムで 踊り始めた姿を見て、バイオリンの音色を心から楽しむ様子に感動したそうです 人と人とが共感し合える音楽の素晴らしさを心から実感したそうです それと同時に、初めてバイオリンの音に出合ったときの新鮮な感動がよみがえってきたとか。 6歳のとき、ラジオから聞こえてきた心地よい音の感覚に魅せられ、とにかくこの楽器を 弾いてみたいという思いが日ごとに強くなり、毎日親に「この楽器を弾きたい」とお願いし続け 半年後にお父さんが真新しいバイオリンケースを抱えて帰ってきたのが、夢にまで見た バイオリンとの出合いだったそうです。 それからバイオリンを習い始めたそうですが、当時はただ弾いているだけで幸せで 感情の赴くままに自分を表現することができる。弾いているというよりは、バイオリンが 発する音の世界に浸ることが楽しくて、いつしか川井さんにとって友達のような存在に なっていたそうです。 バイオリンを見つめる子供たちの目を見て、そのころの感動を思い起こさせてくれたんだとか そして、こういった国際支援活動を続けていくうちに感じたのが、音楽を通じて、未来を生きる子供たちの笑顔を輝かせたいということで、「川井郁子マザーハンド基金」というのを設立したそうです。 よく「音楽に国境はない」と言うけど、この川井さんのインタビュー記事を読んで 本当にその言葉を実感しました そして、そんな素敵な楽器との出合いをした川井さんが、なんだかとても羨ましく感じました 私も高校のとき、クラリネットを吹いてたけど、友達がやっていたからという理由だけで そこまで楽器に愛着がもてませんでしたねー でも最近よく、マッキーのセレブレーションのDVDを見ていると、(やっぱり まだ続けていればよかったなぁ…)なんて思うときがあります やっぱり、みんなで一つの曲を作り上げた時の感動は、何事にも変えがたいですもの 川井さんの記事で、あらためて音楽の素晴らしさを感じた一日でした 川井郁子 at カーネギーホール 2008 ~新世界~ 川井さんの出身地は、「過麺な男」こと(笑)おぐちゃんと同じ香川県高松市なんですよねー どこか接点あるのかな?と調べてみたら、サザンの松田弘さんのCDに一緒に参加されてました。(SIESTAという曲です。残念ながら試聴は見つかりませんでした) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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