カテゴリ:思ったこと
タイガー・ウッズって、もう役割を終えた選手だと思う。ちょっと前までは、この人はどの時代でも、ゴルフじゃなく、何をしていたとしても王様、というかドミネーター(支配者)って言葉が似合うと思っていた。だけど、そういう時代は、もう、終わったと思う。というか、終わって欲しいと思う。もう、この人を応援する理由は何もない。
マスターズ、終盤、崩れて、無名の選手をやっとの思いで退けた。かっこわるかったなあ。全米オープンは、やっぱり「最終日は勝てない」のジンクスどおり。なのに、どっかのテレビ局は「タイガーといえば、最終日のチャージ」なんて言っていたっけ。この人、メジャーの最終日に逆転で優勝したことないって、有名なエピソード、メディアの人でも知らない人がいるのですね。 タイガーを好きになれない理由は、この人の社会性のなさだ。 この人が売り出し中のころの有名な言葉を覚えている。 「肌の色だけで、僕がプレーできないゴルフ場がある」。 これは社会現象になったし、ゴルフというスポーツの性格も変えた。 私たちは、だからこそタイガーを応援した。一人の青年が、世界を変えていく様を憧れを持って眺めた。 でも、この人は、本当に王様になった。 もう、社会的に影響のある言葉は避けるようになった。税金対策で独自の基金もあるから、だれも非難はしない。でも、だからこそ矢面に立つ強さ。そういうものって大事だと思う。要するに、お育ち。 なぜか、長く付き合った彼女に逃げられたけど、「お見合い」で知り合った女性と結婚もした。プライベートも充実したし、相変わらず、CMの収入は順調で、賞金の何倍も稼いでいる。 もう、応援する必要って、ないじゃない? だけど、きょうの全英オープン初日は66。 このまま、どうか、走りませんように。週末の楽しみがなくなるもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 15, 2005 12:10:31 AM
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