カテゴリ:ゴルフのこと
先生は困っていた。
「はごいた、君はいったい…」という顔をしていた。でも、そんな顔にひるんでいられない。だって1時間3000円のレッスンだもの。打ってみてくださいよう、とドライバーを渡した。 生徒はお客様である。先生はやってくれた。振りかぶってそのまま体をひねる。先生、それって、トップの形ですよねえ「そりゃあ、この形から打てなきゃ、おかしいけどさ」といって、見事に切り返し、スパーンと打って見せた。だけど、先生は嫌~な顔をしている。 「だって、上に上げて横に動かすなんて気持ち悪くない?流れがでないでしょ?」 私も食い下がる。だって、肩が上のほうに回転する感覚が普通のスイングだったらつかめないんだもん。まず、クラブを上げちゃえば、この動きは完了でしょう?そこから体を水平に動かしたら簡単じゃないですか? 「半円を描くっていうか、そういうスイングのイメージを持って欲しいんだけどなあ」 ここから先は先生に言わなかったこと。多分、すでにきれいなスイングが身についている人には、こういうへたっぴから発想することって、わかってもらえないのかなと思ったから。でも、バックスイングとダウンスイングはいずれにしても対称の動きではない。というか、できない。そして、斜め上方にクラブを上げるとき、腕の力を抜いて体の軸だとか、おなかの筋肉で引き上げる感覚って、とっても難しい。だから、体が伸び上がってしまったりするし、上手な人だってトップの位置が気になるんじゃないだろうか。 一方、先生は、90度後ろを向いてそこでクラブを上げてトップを作り、打つというドリルを紹介してくれた。「はごいたスイングと意味は同じ。これだとバックスイングは右肩でクラブを上げて、フォローで左肩でクラブを上げる動きがわかるでしょ?」。これも、面白い練習。意見は合わないけど、発見はあるものですね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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