テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:思ったこと
トリノオリンピックでフィギュアの女子が確実にメダルを取れるなんて思っている人はいないと思う。でも期待している人っている?まさか、表彰台独占なんて、考えていないでしょうね?私は去年のシーズンオフに、五輪ではメダルなし、と書いた。賭けるとしたら、今でもメダルなし。
一番期待できたはずの荒川静香は、彼女を世界チャンピオンまで導いてくれた頼みのタラソワ・コーチから離れてしまった。しかもタラソワはロシアのアドバイザーになったという。ってことは、荒川を指導して日本スケート連盟から、がっちりとお金をもうけて、ここで放り出したったってこと。そして、今後4年間の一番の見本市になる五輪に向けて、自分の国やヨーロッパの体制を整えるってことだ。ロシアやヨーロッパがひとつにまとまったら、メダルの行方は決まったようなものだ。 採点疑惑が起きたソルトレークシティー五輪の後、この疑惑や新しい採点方式をめぐって国際スケート連盟(ISU)の体制を一気に崩壊させようという動きがあった。国内に大きなマーケットをもつアメリカと、当時、ISU副会長を出していた日本が中心だった。でも、この動きは国際オリンピック委員会といち早く連携したISUの与党勢力が圧勝した。 今度の五輪は、反対勢力に対する見せしめの五輪になるだろうと思っている。アメリカと日本がもちろん、標的になる。日本は当時のISU副会長が引退したし、真央ちゃん騒動のときもISUに恭順の姿勢を示し続けた。当たり前だ。とりあえず実力者はいるわけだし、これ以上心証を悪くしたくないもの。でも、相手側にしたらどうだろう、いまさら何を?ってところだと思う。トリノで日本選手が厳しい戦いを強いられるのは間違いない。 え、でも新しい採点方式で、インチキはできないはず?と思う人もいるかもしれない。だけど、日本選手権の採点がひどかったことは記憶に新しい。中野友加里の点数の低さはあからさまだった。同じことがオリンピックでも起きる。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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