テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:思ったこと
村主さんのことを、随分前から「スケート界の大竹しのぶ」と呼んでいる。自分の世界を作る(のめりこむ)精神力(思い込み)はもちろん、大概のプログラムは印象がおんなじだから。
4年前、なぜかベートーベンの「月光」で「平和の雪を降らせたい」とかいったときにもびっくりしたけど、ラフマニノフの2番に「希望の道の光と影」とかテーマをつけたのも村主さんらしいなあ、と思う。でも、どんなテーマをつけても、彼女の演技はおんなじ印象。ようするに、好き嫌いで、アタシは彼女の演技は好きじゃないんだろうと思う。一度、ちゃんとした演技を見たら、飽きてしまうのだ。今シーズンもがんばったね、よかったね。と。 だから、今シーズン、怪我で苦しんだときは、応援した。選考会の演技はよかった。オリンピックもすばらしかった。さすが大竹しのぶ。大きな舞台は強いよね。たとえ、それが評価されなくても、関係ないわ。だって、彼女には世界がある。彼女の演技が好きじゃなくても、やっぱり、拍手しておこうかな、みたいな。 でも、世界選手権では、飽きた。 予選、SP、フリーと3回見るには、ちょっとつらいなあ、という感じ。田中雅美と同じ「作業」をほどこしたと思われる目元をみるのも痛々しい。オリンピックの後、たくさんの選手が欠場した世界選手権で、ぼろぼろのコーエンにも勝てず、16歳の浅田真央世代の選手に負けてなお「次を狙う」という前向きさ(周囲が見えない)。 来年も、どうぞお元気で。一年に一度、あなたの会心の演技を拝見するのは悪くありません。 このあたりも、大竹しのぶの活動とすごく似ていると思うのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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