PET体験記…3
私の検査の手順としてはまず、静脈注射で薬剤を投与。1時間程、薬剤が全身に到達するのを待ちPET/CTで撮影。撮影時間は30分程度。さらに30分ほど時間を置いてもう一度主要な箇所のみPET専用装置で撮影。全体の所要時間は3~4時間かかる。検査室へ向うと先ほどのホテルっぽいエントランスから一気にクリニックの様相を表す。注射を打たれる時、驚いたのが注射を打つ機械。…正式名称を聞き忘れた!(-_-;)ワタシトシタコトガ…。「すごい機械ですね!」と言うと「放射性物質を投与するので極力 直に触れないようにしているんです」と。なるほど…_〆(. .)メモメモ注射自体は血管痛もなく、造影剤のようにカァ~っと来る感じもないフツーのもの。(…と、この時は思っていたっ)そして、安静室に案内される。安静室はリクライニングのソファーが置かれ雑誌なども用意されていた。そうそう!外来で抗がん剤の点滴する時に行く通院治療室をちょっとデラックスにした感じ。1時間程お昼ねタイム。(* ̄¬ ̄*)…リラックス、シスギ!そしていよいよ、撮影!機械自体はCTそのもの。仰向け、気をつけっ!の姿勢で30分間寝てるだけ。そしてもう一度安静室へ行き休憩した後さらに15分ほど撮影。「はい、以上で終わりです。」感じのいい技師サンが最後の説明を始めた。「この後、1~2時間はできるだけ人ごみには 行かないようにしてください。そして、 検査後24時間は妊婦サンや赤ちゃんには 接触しないようにしてください。 被爆させてしまいますから…」なぬっ?!被爆させる?!先ほど投与した薬剤はFDGといってブドウ糖に放射性フッ素を付けたもの。つまり、放射性物質。しかしPET検査自体の被爆量は胃のX線の半分だし、副作用もほとんどない。ただ、目に見えない放射性物質が私のカラダから出ている…という事だ。今なら火炎放射も出せるかもしれない…とまるでゴジラになった気分。お会計¥29,100(保険適応)そして結果は1週間後。ガン太郎がいない事を祈るしかない。☆彡 (-人-;)