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現在、私が働いている現場は 東京国際空港D滑走路建設の中で接続部護岸・桟橋工区です。 羽田空港4本目となるD滑走路は、現在ある滑走路の南側海上部へ埋立地と桟橋からなる計画で その埋立地と桟橋を接続させる部分の工事を行っています。 作業内容は、直径1600×50mの鋼管の下杭をバイブロ(巨大なバイブw)で打ち込み その上に25mの上杭を溶接し全長75mの鋼管杭をハンマーで打ち込みます。 打ち込む本数は約600本で、残り約200本… この巨大な鋼管杭を打ち込みできる550t吊クラスの作業船は全国に約8船団 その内の6船団がこの工事に集結し、正に国家プロジェクト! 私の仕事は、その鋼管杭を打ち込む際に真っ直ぐになっているかを監視する測量です。 この時に精度が悪いと、所定の深さに達するまで打ち込む鋼管杭が途中で止まってしまい、 作業工程に影響を与えてしまうのでかなりプレッシャーはあります。 工事全般では桟橋や埋立の外周部が徐々に姿を見せ始め 完成に向け着々と出来上がりつつあります。 この国家プロジェクトに微力ながら携われる事は 技術者としてやりがいがあり、また誇りでもあり 出来上がっていく様や完成した姿を見た時とても嬉しくなります。 いつの日か春樹が大きくなったら 「これはお父さんが測ったんでー」と胸を張って教えてやりたいな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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