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2022.11.16
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カテゴリ:蹴球七日制
◆織田信成が復帰戦V「35歳でもできるんだ」4回転転倒もトリプルアクセル2度成功(2022.11.12 デイリースポーツ)

 「フィギュアスケート・大阪府民スポーツ大会・国体派遣選手選考会」(12日、丸善インテック大阪プール)
 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪代表、織田信成(35)=大阪スケート倶楽部=が、来年1月末に始まる国民体育大会(スケート競技は青森・八戸市)への出場を目指して2013年12月の全日本選手権以来、3247日ぶりに競技会に復帰。フリーのみの146・05点で優勝した。
 黒と濃い紫を基調としたクラシックな衣装で登場した織田は、フリー曲の映画「もののけ姫」のテーマで冒頭に4回転トーループを投入して転倒。しかし、その後はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をコンビネーションを含めて2度成功するなど、7本のジャンプで6本を着氷。5本で出来栄え点(GOE)プラスがついた。
 演技後は「楽しさを感じて滑ることができた」と織田。演技前の6分間練習では、4回転-3回転トーループを2度着氷するなど仕上がりのよさを見せていた。冒頭の転倒は「慎重に行きすぎた」と反省。「試合での気持ちの持ち方や挑み方をこれから鍛えていかないといけない」と先を見据えた。
 復帰理由については、コロナ禍でアイスショーの回数が減り、21年2月に受けた左膝の手術後に「力の衰えを感じた。お客さんはお金を払って見に来てくれる。それに見合う価値あるスケーターでいないといけないと思った」と説明。2カ月前から練習を再開し、4キロの減量も果たした。練習は一般客の営業時間を利用し、振り付けも自ら行った。4回転もこの2カ月で再習得したという。
 今後は「4回転トーループを2本入れられる体にしたい」と言い、その先には「4回転ループも練習している」と貪欲。宇野昌磨や鍵山優真の動画を見ながら「35歳でもできるんだと暗示をかけている」と笑った。
 成年男子2枠の国体出場については、来月の大阪府連盟理事会によって最終決定となる。国体出場が実現し、さらにモチベーションが高まれば「周囲と相談していろんなことに挑戦したい」とさらに競技会に出場する可能性もある。




◆織田信成が復帰戦V「凄く楽しかった」 来季以降は「挑戦していいよ、という環境があるなら…」(2022.11.12スポニチ)

 ◇フィギュアスケート大阪府民スポーツ大会/国体派遣選手選考会(2022年11月12日 丸善インテック大阪プール)
 成年男子の競技が行われ、10年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子日本代表で9年ぶりに現役復帰を果たした織田信成(35=大阪スケート倶楽部)が146・05点をマークして復帰戦を優勝で飾った。競技会に参加するのは、13年12月22日の全日本選手権の男子フリー以来、3247日ぶりとなった。
 フリーのみで争うこの日、濃紺の衣装に身を包み、映画「もののけ姫」の曲に乗って演技を披露。冒頭の4回転トーループで転倒するも、トリプルアクセル(3回転半)―3回転トーループの連続ジャンプは成功させる。後半にはトリプルアクセル―1オイラー―3回転サルコー、3回転ルッツ―ダブルアクセル(2回転半)も決めた。
 演技を終えて会見場に姿を現すと、ホッとした表情を浮かべながら語り始めた。
 「凄く楽しかった。朝の練習の調子は良くなかったけど、ちょっと休憩してから、久しぶりの試合でわくわく感がわいてきた。この場で挑戦できて良かった。(自己採点は)70点ぐらい。30点は、ジャンプは失敗したので。伸びしろということで勘弁してください(笑い)」
 昨年2月に左膝を手術。今年に入ってアイスショーに出演した際、思うように体が動かず「このままじゃあかん」という感情が芽生えた。復帰を決意し、約2カ月前から猛練習を開始した。氷上の練習に加え、川沿いを走り、オートミールを食べるなどダイエットを敢行。57キロから4キロ減量して53キロまで落とした。
 本番の演技では失敗したが、この日の6分間練習では4回転トーループを着氷。手応えを感じるとともに、さらなるモチベーションもわいてきている。
 「今のトップで活躍している選手に比べると(自分の演技は)比べものにならない構成なので。構成を上げてもジャンプを失敗しないように練習したいし、国体に出られるとなったら、4回転を1本増やしたい。それが終わって“もっと挑戦したい”“頑張りたい”となったら、周りと相談で。挑戦していいよという環境があるなら、挑戦していきたい。さらに成長できるように頑張っていきたい」
 今後についても意欲を示した35歳。現在は4回転ループの練習も重ねており、まずは来年1月開幕の国体冬季大会スケート競技会に向けてトレーニングを重ねていく。




◆復帰戦Vの織田信成が語る「僕らの世代」、高橋、浅田さん「スケート好きが集まった」(2022.11.15 デイリースポーツ)

 フィギュアスケートの2010年バンクーバー五輪代表、織田信成(35)=大阪スケート倶楽部=が、9年ぶりに現役復帰した。来年1月末に始まる国民体育大会(スケート競技は青森・八戸市)への出場を目指し、今月12日に国体派遣選手選考会(丸善インテック大阪プール)に出場。フリーのみ146・05点で優勝した。
 演技前の6分間練習で驚いたのは、いきなり4回転-3回転の連続トーループを2回も降りたことだ。本番では冒頭に入れて転倒したが、わずかな回転不足で4回転と認定されていた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)もコンビネーションで2度成功した。
 さらに驚いたのは、競技としての練習期間がたった2カ月だったこと。フィギュア選手は、数日氷に乗らないだけで感覚はまったく狂うという。人によっては半日でも違和感を覚えるとも聞く。9年のブランクは、どれほどのものか。
 引退時以上に精かんになったように見えた顔つきは、4キロの減量の成果だった。「大阪のソウルリバー、淀川を走り込んだ」「毎日オートミールを食べて頑張った」と持ち前のトーク力で陽気に明かしたが、それが高難度ジャンプ成功の要因の一つだろう。練習のリンクは一般営業の限られた時間に使用し、陸上トレーニングを2、3時間に増やした。かなり追い込んだ練習を積んできたのは明らかだった。
 解説者、タレントとして人気を得ながらの今回の現役復帰は、当然ながら過去の栄光にすがるものではない。その理由は、自身で選んだフリー曲の映画「もののけ姫」のテーマに象徴されている。
 「主人公のアシタカの迷いや苦悩、何か探し求めている姿を、おこがましいけど、自分に重ねて表現できればいいなと思った」と織田。引退後の人生の大きな柱であったアイスショーがコロナ禍で激減。昨年2月に左膝の手術を受けたが、ショーが復活し始めた5月頃に、手術の影響もあり技術の低下を痛感した。「お客さんは、お金を払ってきてくれている。それに見合うスケーターにならないといけないと思った」。アシタカのように「どこに世界があるかわからない」と道を探し求めた末に、競技会で技術向上を目指す道を選んだ。
 無意識に背中を押されていると感じるのは、同世代の存在だ。復帰戦と同日、京都ではともにバンクーバー五輪に出場した浅田真央さん(32)の自主プロデュース公演「BEYOND」が行われていた。浅田さんがエールを送っていると聞き、織田は「真央ちゃんのニュースも見たし、大ちゃん(高橋大輔)もアイスダンスですごく頑張っているので、勇気づけられる」と目を輝かせた。
 浅田さんのショーは、有名スケーターが1、2曲ずつ演技する通常のアイスショー構成とは全く違い、自身が演出、構成、衣装、編曲まで手がけた独自のスタイルで全国をまわっている。また、同じ関大でしのぎを削った高橋大輔(36)はアイスダンスで現役復帰して3季目。五輪銅メダリストが、シングルとはまったく違う技術を要する挑戦を続けている。
 彼らに共通するのは、リスクを恐れず、ほとんど誰も踏み込んだことのない世界へ挑んでいることだ。名声を得たアスリートのセカンドキャリアとしては、かなり冒険的だろう。しかし、織田は「僕の同世代は、今も現役バリバリみたいな子が多い。それくらいスケート好きが集まった世代」と言う。
 だからこそ「その中で自分も負けじと頑張りたい」。今はトーループに加え、前回の現役時になかった4回転ループも練習しているという。「ここで新しい4回転ジャンプを跳んだらすごいんちゃうかと思ってて」。何ものにもとらわれない、自由な発想と挑戦。ただ好きなことを突き詰めたいという35歳の曇りのない笑顔は、新しいスポーツのあり方に見えた。



◆【youtube動画】スケートの映像はございませんが、陸でジャンプ跳んだら過去一綺麗に跳べているので見てほしい動画(織田信成の“滑るけどスベらない”チャンネル)




​「35歳の曇りのない笑顔」


アシタカの「曇りなき眼」とかけてるね。



何ものにもとらわれない自由なスタイル。


35歳のフライおじさん
現役生活とセカンドキャリアを経て
やっと

「青空の征服心」を得たのかな。​




◆三浦知良、再び最年長ゴール 55歳259日、今季2点目(2022.11.12 

 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿ポイントゲッターズの「キングカズ」こと三浦知良選手が12日、ホームの三重県鈴鹿市でのFC大阪戦で今季2点目を決めた。自身が持つリーグ最年長得点記録を55歳259日に更新した。
 前半20分過ぎの左CKからチームメートが頭でボールをつなぐと、三浦選手は中央に飛び込んでヘディングで押し込んだ。直後にはおなじみの「カズダンス」を披露し、兄の泰年監督らと抱き合って喜びを表した。



◆【youtube動画】【2022年11月12日】三浦知良(キングカズ) 豪快ヘディングシュート! 鈴鹿ポイントゲッターズVSFC大阪戦 |JFL|55歳8ヶ月|ゴールシーン|




​55歳のゴール&カズダンス!​


年齢にも、常識にも
何ものにもとらわれず自由な心で
好きなことに情熱を注ぐ

「青空の征服心」を知る男
だからこそ「キング・カズ」

ゴールもダンスもキレッキレ!




◆遠藤保仁 引退の中村俊輔へ「俺にもFK蹴らせろよ」も「あなたの左足は世界一!かな?」笑い誘う(2022.11.10 スポニチ)

 磐田の元日本代表MF遠藤保仁(42)が10日、引退会見に臨んだJ2横浜FCの中村俊輔(44)へお茶目なメッセージ動画を送り、俊輔の笑いを誘った。
 引退会見の冒頭、三浦知良や小野伸二、川口能活らともにプレーした選手らのメッセージ動画が会場で映し出された。スーツ姿の俊輔も動画に見入り、小野が「一緒にやるたびにサッカーの楽しさ、面白さを共有できて幸せな時間でした」。川口も「天才が努力すると、やっぱりこういう選手になるんだなって。代表的なすばらしい例を作ってくれた」と真面目にねぎらう中、3番目に登場したのが遠藤だった。
 遠藤は「時には“俺にもFK蹴らせろよ”と思った時も多々ありましたが、あなたの左足は世界一!かな?と思ってます」と独特の言い回しで俊輔を称えた。
 そして「これからは多分ですが、サッカーに関わっていくと思うので僕が引退してですね、職が無いときはコーチで雇ってもらえないかなと思ってます」と就職先の確保をお願いした。
 すべてのメッセージ動画を見終えた俊輔は「カズさんはじめ、ストラカン監督だったり皆さんからメッセージを受けてとても感動しました」と感謝の言葉。ただ、「遠藤選手が少しふざけてたんですけどね…そこが気になる」と笑い、将来的に「中村俊輔監督」になった際のコーチ就任は「今のところないですね」と“イジリ返し”で笑わせた。




◆【youtube動画】中村俊輔選手 引退記者会見(横浜FC公式チャンネル)


◆【youtube動画】【ありがとう俊輔】中村俊輔選手引退記者会見メッセージムービーを公開!(横浜FC公式チャンネル)



J1でワンシーズン戦い抜いた42歳ヤットから
人々に夢を与えながら現役を走り抜けた
44歳俊輔へのメッセージ。


未編集版も見ましたが…
確かに少しふざけてますね(笑)


(きっと照れくさいんだろうね)


誰よりも近い、特等席で
俊輔のFKを見続けてきたヤットさんからの

​「あなたの左足は世界一!(かな?)」

は嬉しいね。




◆【遠藤保仁が語る中村俊輔】ライバルというより友だち。代表のレベルを一つ、二つと上げたナンバーワンのキッカー(2022.11.10 サッカーダイジェスト)

 かつて共に戦い、敵として激しく争った男たちが稀代のファンタジスタを語りつくす――サッカーダイジェスト渾身の一冊『中村俊輔 引退特集号』に戦友が寄せた“熱き言葉”。本稿では遠藤保仁(磐田)のメッセージをお届けする。
 薄々引退するようなことを聞いていたので、「やっぱりか」という感じでした。本人も怪我との戦いがあったはずで、その様子を間近で見ていて大変そうだったので、44歳という年齢までよく頑張ったんじゃないかなと思います。
 攻撃でのアイデアや流れを変えられる一本のパスはもちろん、FKは日本一上手い選手で、その辺りはクローズアップされるべきだと思います。あとは見えないところでかなり努力していたので、プロとしての姿勢を、他の選手に良い刺激を与えながら、良いお手本になっていたと思います。
 彼は負けず嫌いで、ゲームを支配しながら試合を決めたいという強い意志を持っていたし、何よりも上手くなりたい一心でやっていました。本当に努力に妥協しない選手でした。サッカーが大好きだからこその努力だし、あれだけの才能を持ちながら努力し続けられることが、本当に凄いと思います。
 代表の活動中も常にFKやシュート練習をやっていました。ホテルに帰れば身体のケアも丁寧にしていたので、そういう姿は間近で見てきて凄いなと感じていました。若い頃から“中村俊輔”というのを確立していたので、それを経験が豊富になってきたベテランになってもやり続けていた選手でしたね。
 FKは正確かつ状況に合わせたキックができますし、それ以上にゴールが決まる雰囲気を醸し出せるので、僕が一緒にプレーしたなかでは間違いなく、ナンバーワンのキッカーでした。ニアにもファーにも決めることができて、どちらのサイドからでもキーパーサイドに蹴れる上手さがありました。
 コンフェデレーションズカップ(03年)のフランス戦で決めたFKのように、大舞台でも決め切る力を持っていたので、それを間近で見ていてやっぱり上手いな、と。

俊輔は僕にとって友だちという感覚です。18歳の頃から知っていますし、長い間オリンピックの代表やA代表でプレーしてきましたけど、ライバルという感情はあまりなかったです。彼は代表のレベルを一つ、二つと上げた選手で、代表では98試合に出場し、長らく中盤という激戦区のポジションで10番を背負って活躍してきました。
 やっぱり横浜F・マリノスのイメージが強いですけど、マリノスを強いチームにしたのは俊輔だし、めちゃくちゃ大きな貢献をしてきて、改めて素晴らしい選手だと思います。
 今後もサッカーには関わっていくでしょうし、監督を期待される立場だと思うので、良い指導者を目ざしてほしいですね。指導者になれば、現役の時とは見る目や景色が変わるのでしょうが、いろんな監督のもとでプレーした選手ですし、特に海外での経験は必ず活きると思うので、コミュニケーションを大切にしながら、面白いサッカーをイメージしているんじゃないかな。
 それが実現すればサッカー界がより一層盛り上がりますし、俊輔のアドバイスはとても大きな価値があると思うので、また違う立場でサッカー界に貢献してほしいですね。



◆【youtube動画】中村俊輔デビューから引退までの軌跡【総集編】-SHUNSUKE NAKAMURA to retire-







二人ともキャリア終盤で
「空色」のユニフォームを着ているという偶然も
また良き。

自分の中での
この二人の関係性&イメージは
(ちょっと陰気な)リアル翼くんと岬くん。

繊細で心配性で優しくて
努力の塊で、それでいて天才で…
そんな俊輔のイメージを覆すかのような
曇りのない晴れやかな笑顔が印象的な「引き際」でした。









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最終更新日  2022.11.16 13:20:46
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