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◆「PICU」“山田先生”イッセー尾形の励ましに「泣きっ放しだった」 「“武四郎”吉沢亮の心を優しく包んでくれて感動した」(2022.12.13 エンタメOVO)
吉沢亮が主演するドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系)の第10話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレあり) “しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢)は、PICU科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて、丘珠病院を後にする。 それを知った幼なじみの矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが、武四郎は「1人にしてくれ」と言って、悠太たちを追い返してしまう。そんな中、武四郎の下へ1本の電話が入る。 今回は、生きる目的を失った武四郎が、山田医院院長の山田透(イッセー尾形)の下を訪れ、「これからどうすればいいんでしょう。何に向かって働いていけばいいのか、何に向かって生きていけばいいのか分からないんですよ」と打ち明けるシーンが描かれた。 そんな武四郎を、山田は力強く抱き寄せ、「君は子どもが心配でここまで来たんだ。大丈夫、立派な医者だよ」となぐさめる。武四郎は声を上げて泣いた。 放送終了後、SNS上には、このシーンについて、多くの反響が集まった。 「心が折れてしまった武四郎がどんなふうに立ち直るのかと心配だったけれど、泣かないで無理している武四郎の心を山田先生が優しく包んでくれて感動した」「イッセー尾形さんと亮くんの2人のシーンが素晴らしくて胸熱。最初から最後まで泣きっ放しだった」「山田先生にしこちゃんが抱きしめられて、『(武四郎は)生きてるからね』と言われて、死んでいた目に光が灯る瞬間は、しこちゃんと同じぐらい泣いた」「さすがのイッセー尾形さん。神回だった」といった声が投稿された。 大竹南ちゃん居なくなってしまって寂しい… と思っていたら… イッセーさんが居たーー!!! ここで「青天を衝け」の名コンビとか… 神! ◆吉沢亮“武四郎”の失意からの再生と安田顕“植野”の苦渋の決断に涙でトレンド1位<PICU 小児集中治療室>(2022.12.13 ザ・テレビジョン) 吉沢亮が主演を務めるドラマ「PICU 小児集中治療室」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第10話が12月12日に放送された。前回ラストで視聴者を動揺させた武四郎(吉沢)の退職願。注目のその後は、涙に包まれつつ、新たな一歩を踏み出す姿が描かれた。(以下、ネタバレがあります) ■退職願を出した武四郎は… 同ドラマは「大規模なPICUの運営は極めて困難」とされる広大な北海道で、吉沢演じる“しこちゃん先生”こと新米小児科医・志子田武四郎が先輩医師らと共に、どんな子どもでも受け入れられるPICU(Pediatric Intensive Care Unitの略称で小児専門の集中治療室のこと)を作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く。 “子どもの命”をテーマに「生きるとは」「命とは」「家族とは」という問いに、真正面から向き合うメディカル・ヒューマンドラマとなる。 日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニアである植野元を安田顕、武四郎と同時期にPICUに配属された救命医・綿貫りさを木村文乃、看護師・羽生仁子を高梨臨、武四郎の幼なじみの救命医・矢野悠太を高杉真宙、同じく幼なじみの小児外科医・河本舞を菅野莉央、武四郎が子どものころから好きだった涌井桃子を生田絵梨花、女手一つで武四郎を育てた母・南を大竹しのぶが演じる。 がんを患っていた南の死と、終末期を迎える患者・圭吾(柊木陽太)のことが重なり、「医者ってなんなんですかね」という言葉を吐いたあとに、退職願を残して病院を去った武四郎のその後を描く第10話。悠太らが自宅を訪れても追い返していた武四郎を変えるきっかけは、1本の電話だった。 ■「生きてるからね、君は」 電話の相手は、第1話で登場した稚内市にある個人病院の院長・山田(イッセー尾形)。診察している子どものインフルエンザ脳症を疑い、武四郎に助言を求めたのだった。 電話のあとも心配な武四郎は車で稚内へ。子どもは武四郎の助言もあって熱が下がり、無事に帰っていたが、山田は何かを感じ取ったかのように「君、いま暇でしょ。手伝ってよ」と頼んだ。 その夜、食事をしながら「何かありました?」と切り出した山田に、武四郎は母や圭吾のことで医師としての無力さを感じ「何に向かって働いていけばいいのか、何に向かって生きて行けばいいのか…わからないんですよ」と語った。 山田はそんな武四郎の頭を抱えるように抱きしめた。「先生?僕、臭いですよ。お風呂数日入ってないんで」と武四郎。山田は武四郎の頭のにおいを嗅ぎ、「うん、本当だ。生きてるからね、君は」と言うと、武四郎の目に涙がたまっていった。そして「君は子どもが心配でここまで来たんだ。大丈夫、立派な医者だ」の言葉に嗚咽を漏らした。 “泣くな”という家訓もあって苦しさのなか泣けなかった武四郎の心が解きほぐされていく瞬間だった。 ■圭吾から武四郎へ手紙が届く 武四郎が山田のところにいることがわかり、悠太はPICUに届いていた圭吾からの手紙を持って会いに行った。そこには「しこちゃん先生、忙しいと思いますがどうか僕に会いに函館に来てください」と書いてあった。そのまま2人は車で何時間もかけて函館へ。 そのころ、PICUには植野の存在を快く思わない札幌教立大学病院・救急科科長の渡辺(野間口徹)の姿が。実は、武四郎は札幌の他の病院の医師たちに圭吾の原因不明の感染症について質問をいくつも投げかけていたのだった。それをきっかけに病院の枠を超えて圭吾について話し合われた。 医師たちの連携により、生きるための治療を受けたいと強く願う圭吾は症状が少し改善し、PICUに戻って手術を受けることに。 桃子の出産で新しい命に触れ、植野のような医者になりたいと言葉にして、小児科医として再び歩みだした武四郎はモニターで手術を見守るが、大きな地震が起き、手術は中止になってしまう。 圭吾のことを通してさまざまな病院が助けてくれることを実感し、ドクタージェットを常駐させる条件として渡辺が出していたPICU科長を退く決断をした植野の状況と共に、心配な展開で第10話が終わった。 SNSには「しこちゃん先生、戻って来て良かった」「山田先生が素敵すぎた」「桃子ちゃん陣痛シーン予想外すぎて面白すぎた」「植野先生は辞めないで」「圭吾くんも頑張って欲しいのに、何この展開……」と、1話のさまざまなシーンに対して感想が相次ぎ、タイトルがTwitterのトレンド1位になった。 次回、12月19日(月)放送の第11話が最終回となる。武四郎が圭吾のことを気にかけるなか、植野のもとへ道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれていた。 ◆【youtube動画】『PICU 小児集中治療室』最終話12月19日(月)よる9時放送! ◆今期一番の傑作「エルピス」 予定調和も勧善懲悪もないリアリティー(2022.12.14 デイリー新潮) 「大きな権力というのはそれはそれは簡単に自分たちの都合で弱い者を踏み潰すもんですよ」「死刑囚なんざもはや人間でもないような扱いです」。これは「エルピス」第2話で、六角精児演じる弁護士が吐き捨てるように語った死刑の実情。その直後、葉梨康弘法務大臣(当時)の「だいたい法務大臣てのは朝、死刑のハンコを押しまして、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職なんですが」という発言が報道された。六角のセリフはフィクションではない、地続きの現実だと痛感。それくらい、この国の現状に肉迫している作品だ。 発端は12年前の連続殺人事件。──逮捕されて、死刑囚になった松本(片岡正二郎)は優しかった。母の内縁の夫に虐待され、家出した自分を泊めてくれた。事件当日は誕生日をケーキで祝ってくれた。そんな人に女の子を殺せるはずがない──。そう告白したのはヘアメイクのチェリー(三浦透子)。彼女から冤罪の証明を依頼された新米ディレクターの岸本拓朗(眞栄田郷敦)は、元報道キャスターだが、落ちめの浅川恵那(長澤まさみ)に協力を懇願。ふたりの無謀な挑戦は圧力で妨害されたりもするが、徐々に真相に近づいていく。 テレビ局が舞台のドラマで、ここまで組織の醜さをまるっと描くのは「新しい王様」「報道バズ」以来かな。 冤罪疑惑を追う主軸はサスペンス、テレビ局内のえげつない実情は超シニカルなコメディーであり、ひとつまみの悲恋も含まれている。極上の作品なので、魅力を端的に書くのが難しい。個人的に好きな部分を挙げる。 まず「予定不調和」のリアリティーがある点。上層部の圧力や妨害を振りきって、冤罪調査報道を放送したものの、番組打ち切りや人事異動でテイよく「なかったこと」にされる。執念の取材で冤罪を裏付ける新事実をつかんだ拓朗は経理部へ。放送に踏み切ったチーフプロデューサーの村井(岡部たかし)は制作現場から外される。他の男性陣は続投か昇格、女性出演者は総取り換え。恵那は、報道番組のキャスターに返り咲くも、忙殺されて調査報道から引き離される……。日本のドラマが好む予定調和も勧善懲悪もない。もやっとさせる。でもこれが現実という絶望をあからさまに描いた。 また「人物の多面性」も好み。恵那はテレビ報道の在り方に違和感を覚え、醜聞で閑職に追いやられ、生気のない状態だった。鈴木亮平が演じた報道局の雄・斎藤正一はすこぶるセクシーだが、上昇志向と選民意識とエゴの塊。え、正直クズだよ? そんな男にほれる女の脆さと愚かさが生々しくていい。 勝ち組ボンボンの拓朗も、保身というずるさがあり、同級生のいじめを傍観した罪の意識も抱えていた。強力な味方となった村井も初めは耳を疑うセクハラパワハラ垂れ流し、チェリーの依頼も脅迫まがいのやり方だ。清く正しく強い人だけじゃない。善と悪という単純な構図ではなく、ひとりの人間の快も不快もちゅうちょせず描く設定が私を引きつけた。今期一番の傑作。希望も災いも受けとめる覚悟はある。 「PICU」 「エルピス」 他にも「ファーストペンギン」等々… ここ最近、存分に テレビドラマを楽しませて頂いております。 ◆名作ドラマ『阿修羅のごとく』再放送で、あらためて知る「向田邦子」の凄み(2022.11.20 コラム) 19日(土)の夜、NHKのBSプレミアムで、ドラマ『阿修羅のごとく』(全3話)が再放送されました。脚本は、向田邦子さんです。 最初に放送されたのは、40数年も前の昭和54年(1979)。 ただし、人間の本質というか、普遍的な心情が描かれており、時代を超えた名作と呼べる1本です。 主要人物は、性格も生き方も違う四姉妹(加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュン)。 彼女たちを軸に、老父母、夫や恋人も含めた赤裸々な人間模様が映し出されます。 謹厳実直なはずの父親(佐分利信)に、愛人がいたことが判明して騒動に。 その過程で、家族それぞれが抱える秘密も明かされる展開は衝撃的で、向田ドラマの代表作の一つとなりました。 たとえば、こんな場面があります。 おムスビをつくる姉妹たち。つくりながら、食べたり、手のごはんつぶをなめとったり。 「あら、巻子姉さん、(おムスビ)三角なの?」 「そうよ」 「うち、俵じゃなかった?」 「綱子姉さん、『たいこ』型だ」 「オヨメにゆくと、行った先のかたちになるの」 「すみません、いつまでも俵型で――」 また、彼女たちが雑談する場面。 「あたし、覚えてるなあ、お母さんが足袋、脱ぐ音」 「夜寝る時でしょ、電気消した後、枕もとで」 「足のあかぎれに、足袋がひっかかって、何とも言えないキシャキシャした音、立てンのよねえ」 こういったセリフは、向田さんにしか書けません。 さらに、再放送を見ながら、あらためて驚いたのが、以下の場面・・・ 家で、父親のコートにブラシをかけている母親(大路三千緒)。小学唱歌をのんびりと歌っています。 「♪でんでん虫々 かたつむり」 コートのポケットの中から、ミニカーがひとつ、ころがり出ました。 妻が浮気に感づいていないと思い込んでいる夫。 愛人が生んだ子供(男の子!)にプレゼントするつもりのミニカーです。 母親は黙って、手のひらに乗せてしばらく見ていました。 「♪お前のあたまはどこにある」 畳の上でミニカーを走らせたりする母親。 いきなり、そのミニカーを襖(ふすま)に向って、力いっぱい叩きつけるのです。 襖の中央に、食い込むように突き抜けるミニカー。 穏やかな母親の顔が、一瞬、阿修羅に変わります。 「♪角出せ、やり出せ、あたま出せ」 突然、電話が鳴ります。母親はいつもの様子に戻って、 「もしもし、竹沢でございます。――ああ咲子(四女)、あんた元気なの?」 ・・・いやあ、怖いです(笑)。 こういうシーンを、さらりと入れ込んでくるのが、向田邦子の凄みでしょう。 今回のような「名作ドラマ」の再放送、今後もどんどんやって欲しいものです。 ちなみに、続編となる『阿修羅のごとく パートⅡ』(全4話)は、12月3日(土)の夜、同じくBSプレミアムで再放送されるそうです。 再放送も旅先で見ちゃいました。 女四姉妹の三女の母と(笑)。 ひとりのおんなのなかで 聖母と阿修羅が交差する… この緩急がたまらんわ。 作者の向田邦子さんは 「禍福は糾える縄の如し」という言葉が好きだと 何かで聞いたことがありますが 「阿修羅のごとく」を見てると よくわかる気がする。 しかしこの作品は ホームドラマの類じゃないぞ 喜劇交じりのホラーだわ あの独特なテーマソングと 黒電話の「じりりーん!」という音が怖すぎるw あの音がすると何かが起こるw ◆吉沢亮「これホントに杉咲花ちゃんやってます?」オーバーな演技に「不安がずっとすごい」(2022.12.10 FNNプライムオンライン) スマートフォンの新商品発表会が行われ、CMに出演している吉沢亮(28)さん、杉咲花(25)さんが登場した。 めざましテレビのインタビューでは、吉沢さんと杉咲さんの朝のルーティンや、最近“神“だな~っと思ったことを聞いた。 吉沢亮 演技が“大げさ”で不安 ソフトバンク株式会社とXiaomi Japanが、新商品に関する発表会を12月8日に開催した。 新CM「神ジューデン登場」編に出演する吉沢亮さんは、「監督にずっと『もっと激しい感じで!』『もっと目を見開いて!』と言われて、これホントに花ちゃんも同じことやってるの?っていう…これホントにやってます?という不安がずっとすごくて」と、撮影で激しい表情を求められたことへの不安を漏らした。 別々で撮影した杉咲花さんの演技に吉沢さんは「実際に見たら結構激しくやってたのですごく安心しました」とほっとした表情を見せた。 杉咲さんは「神ジューデンの歌をいろんなパターンで撮ったんですよね。神ジューデンいっぱい撮りますよって…」と、後に撮影する吉沢さんに予告したことを明かした。 吉沢さんは「すごいプレッシャーをかけられて(笑)」とタジタジな様子だった。 吉沢亮&杉咲花「北海道、神だな」 めざましテレビの藤本万梨乃アナウンサーが、吉沢さんと杉咲さんにインタビュー。朝の慌ただしさを描いているCMということで、こんな質問。 藤本万梨乃アナウンサー: 朝は強いですか?寝坊しがちですか? 吉沢亮: わりかし、この間も出発時間に起きちゃったりとか、ちょくちょくやりがちではありますね。 藤本万梨乃アナウンサー: “朝、これやるとすっきり起きられるよ”ということはありますか? 吉沢亮: 朝余裕があるときは、朝サウナに行きます。 藤本万梨乃アナウンサー: お昼とか仕事終わりに入るのとは違う? 吉沢亮: 違うんですよ。朝8時ぐらいに起きて、1時間サウナに入って帰ってきて、(出掛ける)準備を始める。それをやるとなかなかいいことしてるな~という気分になりますね。 杉咲花: 大きなクマのぬいぐるみをいただいたんですけど、自分より大きいんです。毎晩ベッドの横に置いて使っているんですけど、起きると落ちてるんです、必ず(笑)。それを拾ってベッドに乗せるっていうところから一日が始まるんですけど、なかなか重くて、「ん~」ってやってるうちに目が覚めていくという(笑)。 CMのテーマ「神ジューデン」にちなみ、「最近、“神”だな~と思ったこと」を聞いてみた。 吉沢亮: なぜか北海道まで行って、おすし屋さんでおすしを食べるというシーンを撮って、東京でもいいだろうと思ってたんですよ。なんで北海道だったんだって、ちょっと軽く文句を言いたくなるぐらいのテンションで北海道に行ったんですよ。 笑っちゃうくらいおいしくて、あの瞬間はちょっと“神”だなって思いましたね。 杉咲花: 私も人生で忘れられないおすしを北海道で食べました。カニみそを食べたんですけど、めちゃくちゃおいしかった。やっぱり北海道のっておいしいですよね。 吉沢亮: 北海道はもう全部おいしい。北海道は「神」ですね。 北海道は月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」の撮影で訪れたそうだが、吉沢さんは出演した子役の子たちから「大好き」と書いてあるお手紙をもらったそうで、それも神だなと話していた。 「北海道のお寿司」のシーン吉沢さんと杉咲花ちゃん。 このふたりのやりとり、好き。 今週の「PICU」にありましたね。 ヤスケンが北海道&道民を語るという 思わずニヤリなシーン。 確かに北海道はお寿司を始め 何を食べても安くて美味しい! 神! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.14 18:38:19
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