朝の枝切り
朝炊き出しのガス釜のスイッチを入れてくださっていて、私は遅めに出て、釜を洗う作業で良いことになった。しかも食事当番でもないので、朝のさわやかな時間を体力を消耗しなそうな枝切りをすることにした。夏に繁茂した小枝を切って、ごみ袋の中でさらに小さく切るという作業を45Lの袋を2つ分できた。もう少し時間はあったが、慣れぬハサミ作業で、親指の下が赤くなってしまった。ここで無理は禁物。さっさと止めることに。どんぐりが落ちて、芽を出している。本当は放っておけば、長い年月はかかるが、立派な照葉樹林になってゆくはずなのに。自然の回復して行こうとする力を、自然回復を願いながらむしり取ってゆく私の矛盾。ヒトが築く花壇は春と秋はヒトの喜ぶお庭を保っている。過酷な夏の暑さに庭仕事を放棄すると、ツルが絡まり、都会でも密林状態を作ってゆく逞しい自然を思い知る。冬の寒さも容赦なく可憐な植物を枯らし、結局この地の植生に合った植物だけが雑草も含めて生き残ってゆく。時間的にはあと2,30年で照葉樹林かなぁ。草取り後継者育成はかなり困難に思える。