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ハクちんママ

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May 24, 2008
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前の日記の続きです。

我が家が契約した建築会社のT社、このT社のパンフレットに「間違いだらけの住まいづくり」という項目がありました。


以下抜粋してご紹介します。

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【家と生活が合わないのは、住み方が下手だからか】
生活様式が洋風化して椅子式の生活が一般に普及し洋間のリビングがどの家にも造られるようになりました。しかし実際には居間の実体は昔どおりの茶の間にあったりします。欧米住宅をよしとして、何LDKなどという造りようを定型にしてしまい、それに合わない生活は生活の方がよくないとしている為です。これは全くの横暴、茶の間型の生活なら茶の間型の家を造ればよいのです。


【ありもしないことを大真面目に想定してはいないか】
家を建てるときには、ありも出来もしない生活を空想しがちなものです。今どき気にしなければならない客など来るはずもないのに実状以上に考えすぎて身構えた家を造ります。書斎というのもその最たるもの、実際には納戸になってしまうのにそこで悠々自適する自分を空想したりして無理をして造ったりします。しかし家を考える場合空想は禁物。日常生活を見つめて、あくまでも自分達家族の生活の実像をそのままの形で家にする、そんな造りようだけが本当の意味での生活に即した家にする道です。


【機能的必要を即、部屋とするのはよくない】
男の城として書斎がいるとか、主婦の部屋がいるとか、子供の部屋だとかと、家族の一人一人に分断された空間を用意する傾向があります。みんながバラバラに住んでいて何が家族といえるでしょうか。


【結果としていつでも下宿屋が出来るプランになる】
「客が来て食堂が散らかっていたら困る」と考えれば居間と食堂の間には区画が必要となります。しかし生活の実像から見ればそんなことは無いに等しいのですから、この区画は殆ど無意味です。こうした無駄な区画を多く設ければ、家は小部屋の集積になるし、そのどれもを独立使用可能にしようとすれば、一本の廊下を軸にして、これに小部屋が取り付くプランが自然に生まれます。こうしたプランがいかに住みにくいか、家族生活が分断されるかは言うまでも無いと、これを下宿屋プランと呼びたいと思います。このプランは室内環境を悪化させもします。


【家が狭いというなげきは、実は部屋が狭いからだ】
4人家族で36坪もあれば、広さとしてはヨーロッパの標準住宅であるアパートの規模と同等です。ところがそれを狭いと感じるのは、生活空間が小部屋の集積になっているからです。小部屋化する理由は前述の通りですが、和洋二通りの二重生活のせいもあります。そうした状況は家族室において顕著で、日本の家族室は、居間・座敷・茶の間・DKといった具合に小間割されています。ヨーロッパではこれが広い1室。そうなると家が狭いと感じているのは、部屋が狭い為なのだということが分かります。


【個室主義は家族を崩壊させる】
プライバシーなる思想を生活感覚として持たないまま個室を造れば、子供室ならそこに入れられた子供は、勉強を強制する為の監禁と受け取りかねません。登校拒否を起こす子供には、自主的に個室を使いきれない子供が多いといわれます。個室は自主性養成の場になっていないばかりか、全く逆の作用さえ引き起こしています。老人室もまた同様、独立性が高すぎれば、そこに入れられた老人は監禁されたような状態になるものです。日本人の家族生活はお互いに空間を共有する中で営まれ、そうした家族のふれあいが連帯の意識を育ててきました。日本人にとって個室主義は家族の崩壊を意味すること、個室は孤独な人間の部屋、孤室だといっても過言ではありません。


日本人の生活を見つめ直して、日本人の生活感覚にぴったりした家を造ることが大切です。生活に合った住まいが良い家族関係を構築します。

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この文章には、私が考えていたことと同じこと、「そう言われればそうだな・・・」と思うことがありました。
それからこのT社の一級建築士E氏の発想も加わり、当初の間取りの希望から少しずつ変化していきました。
このE氏、50代くらいの男性ですがとても若い感覚を持っているんです。
こちらがどんな事を言っても決して「無理」とか「出来ません」なんて事は言いません。とっても引出しの多い方で、「こういう風にも出来ますよ」「こんな感じはどうですか?」と次から次にアイデアを提供して下さいます。
このE氏がいたからT社に決めたようなものですピンクハート
毎回E氏との打ち合わせは本当に楽しく、あっという間に時間が過ぎていきます。


またまた長くなってしまったので、続きは次回に・・・






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Last updated  May 24, 2008 11:49:56 AM
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