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2024.09.13
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カテゴリ:野球


前回、このシリーズの和訳をアップした直後、カープにカード負け越したので、今週の月曜日は投稿を控えました。ということで、今頃になってこれを書きます。

モイネロ、沢村賞の候補に(beisboljapones.com 8.5)

 我々は、ここ数週間で何人かのファンに、キューバ人のリバン・モイネロ(ソフトバンクホークス)が沢村賞の候補であることについて質問された。彼の今年のマウンド上でのプレーが素晴らしいからである。
 その時、我々は、彼は間違いなく受賞の考慮に入るだろうが、しかしおそらく受賞しないのではないかと答えた。しかしながら、注意深く彼の数字(成績)を分析した後、彼の成功(受賞)の見込みは我々が考えていたよりも高いことを知らせることになった。
 最初に、沢村賞とは何かということと、受賞するために満たさなければならない必要条件を説明しよう。それが今回これに直面しているピナレーニョの左腕の立ち位置と、受賞への現実的な可能性をよく理解する方法である。
 MLBのサイ・ヤング賞のように、沢村賞はNPBでその年最も良い投手を認めるもので、その大きな違いは(沢村賞は)各リーグで賞を授与するのではなく両リーグ通じて最も傑出した投手に授与するところである。
 また、メジャーで行うのと反対なのは、スポーツジャーナリストなどが受賞者を選ぶのではなく、日本球界の5人の元投手で専門の選考委員会が構成され、彼らが候補者を評価し最もふさわしい人を決めることを引き受けているというものである。
 委員会は、各候補者を評価するために参考として7つの指標を活用すると言われている。理想として、候補者には少なくとも25試合先発、15勝、150奪三振、200投球回、10完投、勝率.600、防御率2.50以下をクリアしていることを望んでいる。
 近年では、その年のクオリティスタート数の全先発数に対する割合にも関心が向けられているが、しかし一般的には、変わらずその7つの指標が主要な評価の参考になっていると言われている。
 モイネロは、すでにその7つの指標のうち2つをクリアしている(防御率1.55と勝率.700)し、その上あと2つ、150奪三振(すでに114奪取)と25試合先発(すでに17試合)を高確率でクリアしそうである。
 到達する可能性が最も低そうなのが、200投球回(わずか116回)、15勝(7勝のみ)、10完投(わずかに1度)だが、それはあまり問題ではないだろう。なぜならば、それは受賞者たちは7つの指標のうち4つか5つのみクリアが普通だからである。
 実際、最近では2人の受賞者だけが7つの指標を満たしていた。2018年の菅野智之と2014年の金子千尋である。手近な例では、山本由伸が、2021~2023年に3年連続受賞しているが、すべての指標は満たしていない。
 このアンティジャーノは、優位となる追加条項として、16回のクオリティスタート(全17登板中)もパシフィック・リーグをリードしており、それも17登板のうち12回は少なくとも7イニングを投げ切っている。そのため、間違いなくそのマウンド上での強靭さと内容の濃さが確認される。
 この記事を書いている時点(8月5日)での、賞レースの主なライバルは、広島カープの右腕・大瀬良大地である。彼は、その人目を惹く防御率0.85でセントラル・リーグのトップにいる。それ以外の他の6つの指標はともかく、もし1.00より下の記録(0点台)でシーズンを終えられれば、おそらくそれだけで非常に名誉なことになるだろう。
 NPBが現在の様式、2リーグ制を取り入れた1950年以降、1シーズン完遂して防御率1.00以下を記録した投手は1人のみ、猛虎魂を守って1970年に防御率0.98を記録した村山実だけである。
 歴史的な偉業であることが原因で、大瀬良が受賞に届くかもしれないが、しかしもしここから閉幕までに何らかの不都合に苦しんで1.00以上(0点台でない)の記録となったら、その時は彼の勝利(受賞)は自動的なものではなく、彼の他の数字次第となるだろう。
 例えば、モイネロがそうであるように、すでに必要条件としての勝率(.800)は満たしているが、しかし25先発(わずかに16)、15勝(4勝)、10完投(2)、200投球回(106回0/3)、150奪三振(66)は到達が非常に難しいと思われる。
 クオリティスタート数でさえこのキューバ人に後れを取っており(16vs13)、そのため候補者名簿は防御率を除いたものになるのではないか。もし彼が1.00より下の記録(0点台)で閉幕すれば、おそらく賞を自分のものにするだろう。
 多分、現時点で最も堅固な候補は、阪神タイガースの右腕・才木浩人である。彼は、1.14の記録でセントラル・リーグ第2位の防御率を持ち、その上勝率.750と、モイネロや大瀬良と同じように7つの指標のうちすでに2つを満たしている。
 相違しているのは、才木はそれらのうち5つを満たす行程を歩んでいることである。25試合先発に到達するには8試合不足、15勝まであと6,150奪三振に届くにはあと46である。彼の好投や防御率の良さで7つのうち5つをクリアしていれば、選考委員会が彼を好んでもそれは驚くべきことではない。
 もちろん、大瀬良のケースのように、現時点からシーズン終了までに何らかの不具合に苦しむこともあるかも知れず、そのため確実とは言えないが、しかしもし彼が現在までに示してきたような性能を維持できれば、栄誉を手にする可能性は高いと見ることができる。
 たとえその本命の候補たちの間で、衝撃を与えて年末に賞を取るのに必要な全てを満たさないとみなされても、我々はここに何点か書き出しておきたいことがある。床田寛樹(広島カープ)と東克樹(DeNAベイスターズ)両左腕についてである。
 その理由はとても簡単: 両者はクオリティスタートに関しては100%の結果を出している。この2人は現在まで17先発して全て、そしてその一回一回がとても質が高かった。加えて、すでにモイネロ、大瀬良、才木同様2つの必要条件:防御率2.50以下、勝率.600以上を満たしている。
 床田は防御率が1.68で、15勝と25先発に到達できそうではあるが、しかしおそらく奪三振、投球回、完投数は大変不足しており、完投については0である。一方東は、防御率は1.98で勝率は.800である。25先発に到達は可能だが、しかし彼の残りの数字は、15勝、150奪三振、200投球回、10完投には手が届かないだろう。
 選考委員会の中で途方もなく大きなサプライズがあった場合を除き、大瀬良、才木、モイネロの中から受賞者が出るべきである。もし今日にもシーズンが終了するのならおそらく大瀬良が受賞するだろうが、しかしまだかなり事態は動くだろうし、様々なことが起こりうる。
 キューバ人(モイネロ)に有利に働く点があるなら、もし最終的に選考委員会が、当該の2人の候補者を均等にふさわしいと承認したとすると、2人の異なる投手が賞を分け合う可能性が存在することである。
 すでに2例がある。最初は1966年、村山実(阪神タイガース)と堀内恒夫(読売ジャイアンツ)がこの栄誉を分け合ったときで、次は2003年、井川慶(阪神)と斉藤和巳(ダイエーホークス)がこの偉業を繰り返したときである。
 もちろん、全く反対に、賞を授与されないという可能性もある。選考委員会が敬意を表するに必要な最低限の条件を誰も満たしていないと判断した場合である。実際、その状態は2投手が賞を分け合うよりも普通にあった。我々は、1971、1980、1984、2000、2019年の5回、それを見てきた。
 まだこの先の日程が1/3あり、様々なことが起こりうるので、我々はこの争いの結果を知るのを待たなければならない。しかしながら、元々思っていたようにモイネロが賞を取る確率が上がった事実があり、それは賞賛すべきことである。
(翻訳終わり)

え~・・・まず、訂正。「7つの指標を全部満たした受賞者は、菅野と金子のみ」とあるが、正しくは菅野のみ、である。金子は2013年には全指標クリアだが、この年の沢村賞は24勝0敗の田中将大で、田中は完投のみ10未満。金子が受賞した2014年は完投と投球回がクリアせず。

この記事は、8月5日時点のものなので、書いてある通りだいぶ事態が変わっている。まず10勝未満の大瀬良はあり得ない。そして、ここに出てこない、高橋宏斗(中日)、菅野、戸郷(共に巨人)の方が可能性が高くないか。優勝争いがこんな状態なので、そこもかなり影響しそう。

あと、選考委員が今年は誰になるのか。去年は堀内氏、平松氏、山田久志氏、工藤公康氏の4人。村田兆治氏と北別府氏の死去に伴い工藤師匠を復帰させたが、多分中南米の方に今の70~80代の大投手だった人の感覚(いわゆる日本的なものも含めて)は理解できないだろうから、ちょっと「この中から選ばれるだろう」と単純にはいかないのもある。選考委員、もうちょっと、60前後のどこの球団にも属していない人(斎藤雅樹氏とか、ね)に、若返ってもいいのでは、と思う。まあ、ここから突出した人が出て来ればあっさり決まるかもしれない。・・・私的には、菅野か戸郷になるような、今後の展開になってほしいものである。

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Last updated  2024.09.15 16:07:29
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かつどン@ Re:青木引退で一丸のヤクルトに連敗・・・(09/14) 青木の引退は感慨深いものがありますね。 …

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