カテゴリ:野球
「非常に難しい選考でございました」 2024年沢村賞は該当者なし 候補に挙がったのは? “沢村賞は最優秀投手賞ではない”(日テレNEWS・10.28) 今年の沢村賞は誰になるのか、今年は中南米出身の投手で初めてモイネロがとるかも、という可能性から、いつも読んでいる「Beisbol japones.com」さんのコラムで何度も取り上げられていたので、結構注目していた。ちなみに、その関連コラムの和訳は次のとおり。 モイネロ、沢村賞の候補に(和訳しました)(9.13の日記) 近藤と岡本がMVPの本命(和訳しました)(10.26の日記) そしたらあなた、ベネズエラ人もびっくりの「該当者なし」・・・これらのコラムは、ベネズエラ人のジャーナリスト氏が書いているようなので。まあ、彼らも日本のプロ野球の試合をそこまでしっかり見る機会もない(特に「セ・リーグTV」はないので、セはなかなか目に入らないと思う)から数字で判断せざるを得ないのと、選考委員会のおじいさんたちの独特な考え方をそうそう理解できないと思う(日本人でも、多分若い人には理解できないかもしれないのに、ということ^^:)。あ、「おじいさんたち」は80近い方々、ね。60前後の人たちではなく。 Beisbol japones.comでは最終的に迷子(高橋宏斗)か才木かバナナ(東)、でもモイネロでもいいんじゃない・・・?という感じで書いていたが、私はおじいさんたちが戸郷みたいな投手が好きなのでは、と思ったらやっぱりそうだった。まあ、それはそれで嬉しい。0-1とか1-2の負け、もしくは勝ち越せずに勝ちがつかない試合も多かった戸郷、15勝5敗くらいの成績でも全然おかしくなかったので、それだったら文句なく選ばれていたのでは。残念だ。他の候補たちが軒並み夏バテした後も、戸郷と菅野は好投し続けていたし。迷子は最初の頃いなかったし、シーズン通して投げていないと見られたんだろうなと。菅野は、全盛期と比べられたか・・・・。 選考委員の誰が誰を推したかはちょっと見つけられなかったが、意見が割れてまとめられなくてこの結果になったらしい。ホリさんの言う「帯に短し襷に長し」ってちょっと使い方が違うんじゃないか(これだと「中途半端」の意味になってしまう。「一長一短」と言いたかったのだろうが^^:)と思ったが。しかし、今年の候補者たちが、ボールが飛ばないわりに勝ち星が伸びていないのは、味方も打てなかったから、ではないか。むしろ、ボールがある程度飛んでる時の方が、投手の優劣は付きやすく、そうなったら選考委員会が欲しがった「突出した人」が得られたのでは。なんか、選ばないのはとても勿体無いと思った。 沢村賞=最優秀投手ではない、というのはまあ分かる。それはベストナインの投手が最優秀投手だから、と。しかし、おじいさんたちだって、沢村栄治投手は誰も見てないわけでしょ?私なんかの感覚だと、ケチケチしないで誰かにあげたらいいじゃん、って思うのだが。減るもんじゃなし。過去には、ちょっとこのあたり、成績微妙じゃないか、って人も散見されるし、それよりだったら最近の投手、結構立派じゃないかと思う。 それと、そろそろ選考委員も60歳前後の人たちを中心に、若返らせてもいいのではないかと思う。山田先輩は最近どんな発言してるかよくわからないけど、ほかの二人はかなり、ヤバいと思うぞ・・・?工藤師匠と「平成の大エース」斎藤雅樹氏、この二人くらいの「大物」をもってしても、残りの選考委員のおじいさんたち相手に「いや、違う!」とは流石に言えないのでは。現代の投手分業制が確立してから監督やコーチをやってないと、時代に即した選考にはなりにくい気もするし。さらに、その分業も、最近では「あまり連投させない、負担を分散させる」方向に動いている。「今の投手は甘え過ぎ」とも一概に言えないのではないか。好投手が揃っているチームほど、負担を減らすことが実現できるとも言えるようになって来ている。こうして、選考委員を若返らせれば、議論も健全化する、気がする(実際の議論を見てないのであくまでも想像の域を出ないが)。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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