酒と着物と息子と映画

昨日の日記として　息子チョイスのDVDネタでした。
今日はついでに　最近読んだ本の話。


「うつくしい子ども」以降　石田衣良追い。
IWGPシリーズもアキハバラ＠DEEPも良かったし。
一応文庫で出た分は網羅できた模様。
次号週刊新潮で連載が始まるみたいで楽しみ。

中でも印象に残ったのは
娼年



小池真理子女史の青山娼館と　イメージがかぶりました。
どちらも良い作品。エロいけど　エロくない。心が癒される物語かも。

小池真理子女史の作品で　もう一つ心に残ったのは
狂王の庭
ハンニバル、ファントムと共通する　絶対なる
美意識を持ってしまった不幸な青年（狂王）が出てきます。
ある意味幸せなのかも。羨ましく思ったりもしました。


先ほど読み終わったのが　話題のハンニバル・ライジング


ハンニバル・レクター　やはり私の英雄でした。
映画の公式サイトに飛んでみたけれど、若かりし日のレクターを
演ずる男子の繊細でいて芯の通った強い美しさ。
劇中でも期待を裏切らないのか?楽しみ！

気になるのが紫婦人をやるコン・リー。
演技力は間違いがないようですが＜sayuri見てないからわからないけど
SAYURIでの間違った日本の描き方。。。
今回は脚本をトマス・ハリスがしてるので、その辺りは間違いないのか?
私が紫婦人をキャスティングするなら・・・・
小雪は若すぎるな。ということで　鈴木京香さんにお願いしたい。
他　誰が居るでしょう?

映画版では　レクター少年の精神的成長・変貌には深く描かれないとか。
2時間に膨大な情報量を詰め込むのは無理がある。
この作品は　絶対に原作を読んで行ってからのほうが楽しめそうです。
とはいえ　私は当面映画館にはいけないでしょうから
泣きながら　レンタルに並ぶのを待つとしよう・・・

そうそう。このハンニバル・ライジングを読んでいて
私の中で　似てる！と思ったのが
スーザン・ケーのファントム（上）でした。
これは　オペラ座の怪人の生まれてから　オペラ座事件・その終焉までが綴られています。
原作のオペラ座の怪人は　本当に稚拙な作品。読むだけ混乱する。
なので　オペラを見てください　といいたいが　私も見たことがない。
見なくても　これを読むだけで十分「オペラ座の怪人」が理解できるし、
物凄く心に残る作品となると思います。

数年前に　オペラ座の怪人の完結編としてマンハッタンの怪人を有名な作家が
出しましたが　私に言わせれば　スーザン・ケーの勝ち！TKOです！


Cの福音新装版
この作品から　作家追いしている楡周平氏。
この作品の主役も　悪いけど　心引かれる良い男です。

最新作の
フェイク
は　石田衣良のIWGPシリーズに通じる　コンゲームな作品。
軽くて面白かったです。
でも　楡周平といえば　Ｃの福音で始まる7部作読んで欲しいなー





さてさて　明日から読むのは　久々のジョン・グリシャム作品。
大統領特赦

ジョン・グリシャムも最初から追っている作家さん。
かなり映画化されてますから　有名ですよね？
今回も大いに楽しませてくれるのか？



文字じゃなく　映像のほうでは　鳥肌実の主演映画も借りてきてるのが楽しみ♪
タナカヒロシのすべて　デラックス版

鳥肌実／鳥肌黙示録を聞いてから　彼のプロダクションの売り方、
彼の芸風を知ってから映画に挑戦してもらいたい。
普通の人は引くこと必至。濃いです。