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テーマ:鉄道雑談(1537)
カテゴリ:鉄道
まずは交通博物館に行って映画を観る。
先週に引き続き閉館記念イベントでの貴重な映像集なんである。 今日も二本立てで、 「伸びゆく鉄道」(1960年)と「生活の中の鉄道 ~ローカル線~」(1968年)という これまたコーフンでもだえてしまいそうなタイトルと製作年である。 「伸びゆく鉄道」は当時の国鉄がどんだけ近代化を進めているかと言うことを見せるためのもので、 新幹線開業前の東京駅を発車する 特急「こだま」や寝台特急「さくら」の走行シーンなど 国鉄黄金時代の輝けるそうそうたる顔ぶれや ローカル線や貨物列車なども網羅されており単純に見ごたえがある。 走行シーンだけでなく車内の雑観まで押さえられている。 「こだま」って言ったって登場したての151系が軽やかに疾走していて、 当時最高級だったロビーカーの車内までばっちり見れた。 また「さくら」は青いブルートレイン色のEF58(!!!!)に20系の長大編成が連なり 尺は短かったけどそれはもう見ごたえ十分である。 列車にはアテンダントが乗務しているようで、 時間になると寝台をセッティングしてくれる。 その姿はなんだか 「俺たちは20系で働いてるんだぜイーダロ」的な空気が漂っていて国鉄黄金期の活気を感じさせる。 ナレーションでは、国鉄では電化やディーゼル化などの近代化を進め、 SLはもうなくなってきてまして、 旅客輸送は全体の48%(だったか?)、貨物輸送は50%を担ってまして、 荷物の仕分けや切符の発行もオートメーションであっという間です さらに今後新幹線の建設も進めていきます、 みたいなことを言っていた。 いやーすごいいいもの観たなーと思っていたら なんとラストカットが一番すごかった。 上り「こだま」と下り「こだま」の離合を空撮!! すげー!!こんなの他に無いよきっと!! 2本目の「ローカル線」は簡単に言えば 採算の取れない路線は廃止してバスにしましょうよ、 と言うものである。 バスなら小回りが利くし、維持費も安く済む。 これはいったい何なのだ、と思いながら観ていたら、 フランスを比較対象にして、 フランスは赤字路線は思い切って廃止しているのに、 日本は赤字路線がたくさんあるのにまだ新線が計画されている、との指摘があった。 なるほどそれが言いたかったのか。 でも映像は当時のローカル線だけでなく比較対象としての幹線や開業したての新幹線も登場しており これも貴重な映像の数々で楽しめた。 さてそんな映像の数々ですっかりその気になってしまったワタクシは 何の迷いも無く上野駅に向かった。 機関車を見たい!映画でいっぱい見たら見たくなってしまった。 しかもここのところ何度も書いているので、乗りたいのだ。 …そう「北斗星」。「1号」入線。なんとレインボー機95号機だった!! こんなチャンスはあまり無い。 上野駅ではアングルに限界があるのでハテどう撮ろうか、 と思っていたら そうかわかったぞ!!と、鶯谷へ移動、流し撮りを狙う。 げげー!失敗!! ぎゃー!悔しい~!! まあ撮らないよりいいか、と勝手に言い訳して田町駅へ。 東海道ブルトレ「はやぶさ・富士」の送り込み回送を狙う。 列車はプッシュプルでやってきた。 先頭のEF65はおそらくこのあとの急行「銀河」で使うのだ。 最後尾に本務機になるEF66がくっついて行った。 よく考えたら、先頭には今までは「出雲」用のEF65が くっついていたはずだったのだ。 でも「出雲」は昨日で運転を終了したので もしかしてこの形態は今日が初めて?? そして再び鶯谷駅へ。 リベーンジ!!やったね。 95号機じゃないけど…と思ったらこちらはお召し機81号機だった!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.19 00:38:04
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