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カテゴリ:日記
どちらもワールドベースボールクラッシックで
イチローが発した言葉である。 前者は大会前の合宿で、 休憩中に松坂投手に面と向かって言っていた。 もちろん松坂投手は練習を手抜きしていたわけでも 野球をなめていたわけでもない。 彼なりに一生懸命やっていた…はずだ。 でもイチローは認めなかった。 「心のどっか、奥深くで、なめてるだろ、お前」 自分なりに一生懸命やっていても、 「まあ、これだけやっていれば、大丈夫」 という気持ちが出てくることは、しばしばある。 実際ヘトヘトになるまでやって、 そしてそれが自信になることも、結構ある。 でも、それだけでは、ダメなのだ。 本当に本気って言うのは、そんなもんじゃない。 ましてや世界一を狙うのだ。 ましてやイチローに言われたらグウの根も出ない。 後者は、今日、優勝を決めた試合直後のインタビューで 「貴重なタイムリーが出ましたね」 ときかれて答えて言った言葉。 あの試合は僕もずっと見ていたが 9回の絶対に追加点が欲しいところで彼は打った。 いやはや言葉もない。なんという実力なのだ。 あれが勝ちを決めた決定的なタイムリーのひとつであることは 誰の目にも明らかだが イチローはチームの一員として勝ったことが うれしくて仕方なかった。 「All for one One for all」 使い古された言葉だけど、久々に思い出した。 個人の実力、情熱と チームの一員として目標に向かう気持ち。 どちらかだけでもダメだしどっちつかずでもダメ。 今日の試合は素晴らしい元気をくれた。 この二つの言葉、なんだかずっと引っかかっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.21 21:51:55
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