ハムエッグのおもちゃ箱<ブログ>

昨日仕事帰りにやっとついに、「魔法にかけられて」を観た。



観た人がみんな、「面白い」って言うし、
新聞やテレビの映画評も結構良かったので期待して観た。

結論から言いますと、

「まあまあかな…」

と言う感じだった。

セルフパロディーやアニメの世界と現実の世界を相互乗り入れする、って言うコンセプトはすごーく興味があって、みんなの評判がそんなだったから結構期待したんだけど。

エピソード一つ一つが何だか消化不良で。

エピソード自体は面白いんだから、一つ一つもっと丁寧に掘り下げれば
もっともっと面白く出来たと思うんだけどなぁ
惜しいっていう所がいっぱいありすぎた。
部屋を掃除するところなんてもうドンビキで、それ以降観る気が半減した。

帰ってきたら日テレで「カリオストロの城」やってて
そっちのほうが全然面白かった
なんかお口直しみたいになっちゃった

でも、最初と最後のアニメのところは
すごーく良かった
あと、アランメンケンの音楽さすが素晴らしかった

現実の世界でも気持ち一つで楽しく過ごすことが出来る、
と言うストーリーも良かったと思うし、
ジゼルやロバートのラブストーリーとともに描かれる成長譚もすごく良かった。

だからこそ、エピソードをもっと丁寧に描いて欲しかった
絶対もっと面白く出来たと思う…
リスのピップがかわいい、とか現実に来たエドワードが面白い、と言うだけではちょっと…という感じ。

でも、評判はとてもいいし、
当然人それぞれ感じ方は違うものだし、
やっぱりセルフパロディーって言うのはディズニーだからこそ出来て、ディズニーだからこそ許される芸当だと思うし、
気楽に、楽しめると思う