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テーマ:最近観た映画。(39925)
カテゴリ:日記
仕事帰りに、ついにポニョを観た 観ていた時は、正直、 「あれれ、これはあんまり好きじゃないかもな~」 と思っていた。 でも帰りの電車の中でパンフレットを見ながら思い返すと なんだかじーんとしちゃって、 「あ、やっぱりすごい映画なんだ、やっぱすげえよ宮崎さん」 と思うに至ったわけである。 たぶん、ストーリーがストレートすぎて、 生々しすぎて僕には刺激が強かったのかもしれない。 シーンや動きは純正宮崎アニメという感じで、 ドタバタ風やら、息を止めるときの深呼吸やら、水に入るときの冷たさやら 力をこめるときの髪の毛やらストーリー上に出てくるいくつかのシーンやらなんやらいろんなことが これまでの宮崎アニメの集大成的なものもありつつ…かと思いきや 海の描き方など随所に今まで見られなかった新たな試みがあって 「おお」などといちいち驚きながら観ていた。 実質的には宗介の成長譚と海の魔法のお話だが、 そこに宗介の母リサや老婆たちの優しさ、憎めないポニョの父親のおかしな魔法、 なんだか全てを見抜いて優しく見守っていそうなポニョの母親など 素敵な登場人物みんなが素敵だ。 なんと言っても僕が驚いたのはリサの優しさとバイタリティだ。 宗介のヘンテコな発言やポニョの出現にも全て理解を示し自分から行動する。 しかも自分の仕事と両立しているのだ。 こんな母親を持った宗介は幸せ者だ。 そんな宗介も揺るがない気持ちでポニョを想い続ける。 これは宮崎監督が言っていたことでもあるけれど、 「もののけ」「千と千尋」「ハウル」と続いて、 ストーリーが複雑で登場人物やら舞台設定やら暗喩やら伏線やらがいっぱい出てくるような宮崎映画に慣れてしまっていたのだけれど、 今回は意識的にシンプルにしてあるので、 僕は観ていて、そんな展開にちょっと気恥ずかしさがあったのかもしれない。 「もののけ」以降3本は全て2回観たが、 今回はどうだろう…などと書いてるうちになんだかまた観たくなってきたよ~ 不思議な魔力があるなぁ 恐るべし宮崎映画 …と言うわけで久々の更新であった。 最近も鉄活動なども地味に続けているので また折を見て更新していかなきゃだな ---------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.06 14:04:14
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