ハモの家

どうも、アカペラサークルハモハモ５代目会長水澤真人です

この長い肩書きを使う機会もこれからはなくなると思うと、少しさびしくなります
今までもさしてつかう機会はなかったですが


さて、先日は素敵な会場で、素敵なＯＢの方々に見守られ、
素敵な後輩たちに花道をつくっていただきました。

準備等大変だったと思います
たくさんのサプライズ、ほんとにありがとうございました




・・・そして、一緒に引退するのは２年と半年をともにすごした素敵な仲間たちでした。

思い起こせば、・・・キリがないです
私の大学で過ごす時間は常にハモと一緒に流れていました

入学当初、クラスにうまくに馴染めず、居場所を探していた私が見学に訪れた
アカペラサークルには、とても温かい空気と穏やかな雰囲気が漂い、先輩達の笑顔があふれていました

私は、そこに楽しい大学生活を予感し、当時10人あまりだったハモに
飛び込む決意を決めたのでした


１年生のとき私はとにかくでたがりで、先輩といえど面白いと思ったら
全力で突っ込んでいきました
話し合いでもなにより自分の意見を押し、協調性のかけらもない生意気な１年生でした


あのころはなによりパワーに満ち溢れ、とにかくなにかぶつけどころのないエネルギーを
持て余していました
若かったんですね


ハモの柔らかな空気がそんな出る杭な私を打たなかったのか
打たれているのにも気づかないくらい私が、愚かだったのか
伸び伸びと好き勝手やらせていただきました


やがて、こーきさん達の代の先輩が引退し、ひささんを会長とした
新体制のハモが始動しました
そのときやっと自分たちの意思が通ると、意気揚揚と新しい体制を求めたのです

結果、先輩方、そして同学年と真っ向からぶつかったのでした
当時もう少し賢かったならと思うこともありますが、今ではそれらも
いい経験になったのかなと思えます

会長になってみて、当時のひささんをはじめとする先輩方の苦労を考えると
悔やんでも悔やみきれません

そのときにハモにおけるバンド制というものが生まれました
同時にとうふというその後、私のアカペラ活動の中心となるバンドの
一員にもなったのでした


２年生になり後輩もでき、多少の責任感が身に付きました。
及ばないまでも、できる範囲でサークルに貢献するようにもなりました


バンド活動として、学外でのライブをガンガン行いました
文教にもアカペラサークルはあるんだと、他大のひとに知ってもらいたかったんです


流れるときのなかで、気づけば先輩方の引退が迫っていました
本当にたくさん迷惑をかけ、たくさんお世話になった先輩たちへの
せめてもの恩返しと思い、学際で企画にサプライズにと全力をそそぎました

そんな中、次期会長の就任も決まりプレッシャーも感じました

すでに私が入ったころより倍以上になっていたサークルを引っ張っていけるのか
という不安を・・・


翌年の４月、目を輝かせ、さわやかな雰囲気とともに総勢40人を超える１年生が
入ってきました
正直、サークルとしてやっていけるのか不安になりましたが
見学に来た１年生が一様に、明るくて温かい雰囲気が好きになったと
言っているのを見て、自分が入ったころを思い出し、
たとえ何人になろうとハモはハモだと、気づいたのでした



会長の仕事は決して楽でありませんでした
もちろん私ひとりでは、及ばないところがたくさんあり
ほんとうにたくさんの人の助けを借り、自分ひとりの限界を知り
他の人のがんばりがサークルを支えてるんだということにも気づきました

だけどそれでもやっぱり会長という仕事は、なってみないとわからない
大変なことだらけで、素直に楽しんでばかりではいられませんでした

だからこそ、私は楽しむことに全力をそそごうと努めました
全力で人を笑わせたかったし、全力で笑いたかった




これからのハモを担う２年生、そして６代目会長いとぅー
なによりもサークルを楽しむことを忘れないでください

来年は、交流会主催校として私たちの代よりも、苦労することも
多くなるでしょう

でも今までにないことにないことに挑戦するということは、
今までにない喜びと出会えるチャンスでもあります



目の前に広がる無限のチャンスをハモのみんなでつかんでいってください
ありったけの夢をかき集め～

そしてなによりも仲間を大切にし、いつまでも温かいハモを
みんなの帰れる家として守っていってください




大変長くなりました
最後まで読んでくれた方ありがとうございます


これから就活を経て社会人になっていく中で、こんなに素敵な仲間に
囲まれながら、こんなに温かいサークルの会長でいられたことが
きっと私の支えになると思います


たくさんの笑顔と思い出をくれたハモハモのみんなが大好きです
今までほんとにありがとう


また学校で会ったりしたときは、気軽に声かけてね
それでは、また会う日までしばしの別れ

さいなら～