hollow wish 4

2008.06.29

(2)

「もう何度も惨敗を喫しています・・・
私が不甲斐無いばかりに・・・・申し訳ありません。」

「ん～、仕様が無いだろ。
完全消費者な王様には、給仕の仕事は無理ってもんだ。」

「ですが、このままでは一向に先に進めない。
一体どうすれば・・・」

セイバーのドジっぷりを眺めるのもオツなものだったが・・・
そろそろ飽きたか。
ここは、あいつに頼んで進展させるとするかな。

「よし、今回は俺が何とかしよう。」

「貴方が？
評価を下す立場の貴方が、何かを企てても貴方自身を感心させることなどできはしないのではないですか？」

「正確には助っ人をよこす。
セイバーはそいつの指示に忠実に従えばいいだけだ。
そうすれば、俺は一切詳細を知らないから、俺をびっくりさせれるぜ？」

「ふむ・・・なるほど。
しかし、その人物は信用できるのですか？」

「ん～・・・・たぶん。
とりあえず俺達にはもう害を与える気は無いはずだ。
まぁ、なんとかなるさ・・・・」

ウィッシュ　１７

「よく来たわねセイバー。
私は"メイド"のサーヴァント志野！
悪いけど、ここはすでに私のテリトリー。
貴方には決して勝ち目は無いわ。」(+･`ω･)

「勝負方法をメイド対決にする固有結界なのでしょう？
どうしてこう真正面から闘おうという気概のあるものが居ないのか？」(´_ゝ`)

「その慣れた様子だと、大分私に負けてるようねｗ
勝負方法は解っているでしょうけど、メイドとしてご主人様にご奉仕して喜ばす事。
もちろんご主人様は、そこの冴えないマスターよ。」

「ではマスター、着替えてきます。」

「やっほ～♪
助っ人参上ｗ」(≧∇≦)ノ

「貴方はティカ！
助っ人は貴方でしたか。
なるほど、一度倒してしまえば貴方と敵対する意味は無くなるのですね。」

「そういう事。
で、今回はこの衣装に着替えてもらおうかな。」

ウィッシュ　１８

「これを着ろと？」(;-`ω-)

「そして、登場時にこう言うんだよｗ」

(´_ゝ`)(゜▽⊂)ゴニョゴニョ・・・・

「な！？
何故そんな台詞を私が！！」(;゜ロ゜)

「言わないとまた負けちゃうよぅ？
最強のサーヴァントともあろう方が、メイドなんて訳解んないサーヴァントに負けちゃってていいのぅ？
ねぇ？ほんとにいいのぅ？
この ドジっ子メイド♪」 (´∀`)

「くっ・・・・・・！」(;゜д゜)

・・・お？
来たか。
さて、セイバーはどんな格好させられてくるかな？ｗ

「・・・・お待たせしました・・・
ウィッシュ　１９

「ご・・・・ご主人様・・・
ご奉仕・・・・いたします・・・・にゃん！」(*⊃д⊂*)

(゜Д゜)

うひゃひゃひゃひゃひゃ！！！
ちょｗ　にゃんｗ　にゃんってｗｗｗｗ
俺を殺す気かよｗ　腹いてぇぇぇｗｗｗ
ひぃ～～～ｗひぃ～～～ｗｗｗ
死ぬぅｗ　
もうセイバーの圧倒的勝利ｗｗｗ
うひひひひひひひひｗｗｗ

ウィッシュ　２０

「・・・・・・(゜Д゜#)

「ちょ！何よそれ？！
まだ勝負も始まってないのに負けるとか訳解んないじゃない！」(゜Д゜#)

「そりゃ、あたいの次にプリチ～なセイバーがこんな格好してくりゃ誰でもイチコロってもんよｗ
おまけに相手が、登場早々に落ち目な年増じゃねぇｗ」(´∀`)

「貴様の差し金かぁぁぁ！！
(゜Д゜#)

「何怒ってるの？
あたいはありのままの事実を伝えただけだよぅ？
全く、年増なオバチャンのジェラシーって見苦しいねぇｗ」┐(´∀｀)┌

ウィッシュ　２１

ぶっ血ＫＩＬＬ！

「あひゃひゃひゃひゃ・・・・

「さて、マスター。
無事勝利できたところで、先ほどの賛辞に対するお返しをしなければいけませんね。」(*^-^*#)

あぁ・・・・俺また死んだわ・・・

ウィッシュ　２２

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Last updated 2008.06.29 19:54:08
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