hollow wish 5

2008.07.20

(2)

カテゴリ：ドール

鮮血のような夕日を背に彼女は現れた

「お久しぶりですご主人様。
そして初めましてセイバー。

ウィッシュ　２３

私はサンジー、ダンサーのサーヴァントです。
どうぞ宜しくお願いします。」

「ふむ、メイドの次は踊り子ですか。
で、今度はどんな勝負を挑んでくるのでしょう？」(´д`)

「そうですねぇ・・・・・では・・・

剣と剣で正々堂々と果たし合いましょうかｗ」

ウィッシュ　２４

！？(゜ロ゜)

「ほう、ようやくまともに戦える相手と巡り合えたようですね。
しかし、剣の英霊であるこの私に、踊り子風情が剣技で挑むなど笑止。
己の愚かさを・・・

思い知るがいい！」(+･`ω･)

ウィッシュ　２５

　ザ　ン　！！
ひらり・・・
セイバーの斬り込みをひらりと避けるサンジー。

「む？！
ならば・・・ハッ！」
ブゥン！
ひらり・・・

「セイ！！」
ビュオ！
ひらり・・・

決してセイバーは侮っているわけではない、その一撃一撃が全て必殺を狙った一撃である。
しかし、その猛攻をサンジーは蝶のように舞いながら難無く避けている。

「私は踊り子。
ありとあらゆるダンスを会得しています。
そして、様々なダンスの中には戦いに見立てた踊りもあるのです。
それを実戦に使用できうるまでに練り上げたものが闘舞。
もしくは逃舞。剣であろうと矢であろうと私を捉えることは叶いません。

「なるほど、その舞を踊っている限り
貴方への攻撃は全て避けられる
そういうモノなのですね。
しかし、それでは私を倒すことはできない。
どうするつもりか？」

「ふふｗ
攻撃手段ならきちんとありますよ。

「ム！？

「闘舞・・・・

死の舞踏
ダンス・マカブル！！

ウィッシュ　２６

「これは・・・マズイ！！

シュバッッッッ！！

ザシャァァァ！！

ウィッシュ　２７

「うっ・・・・ぐはっ・・・・・今のは一体？！」

「直感か、幸運か、何にせよ避けて正解でしたね。
この死の舞踏は、確実に相手の急所を突く必殺の舞。
下手に受けていたら命は無かったでしょう。
私の攻撃は当れば死に至らしめ、貴方の攻撃は私には決して当たらない。
もうチェックメイトですよね？」

「く・・・・・・・

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Last updated 2008.07.20 21:39:30
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