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スパイラルラダー
天の杯へと至る階段。
それは街で一際高いビルの屋上から架けられていた。
月に向かって螺旋状に登るガラスの空中階段。
お姫様と一緒に夜の星空へランデヴーってか?
どこの夢物語だよこれw
セ 「これが聖杯へと至る道ですか。」
「それじゃ行きましょうかお姫様w」
セ 「誰がお姫様ですか。
私は王であり、貴方の騎士です。
エスコートならば私がしましょうw」
そういって俺の手を取って登っていく。
いやまぁ、物語りも終幕。
役目を終える俺の体は消えそうなんで、助かるっちゃ助かるんだが・・・
「もう少し男を立てるって事を覚えないとモテナイぜ?」
セ 「それなら昨夜十分に立てたではないですか。
それに・・・あの光はなんですか?
貴方の言っていた事とは随分相違があるようですが?」
彼女の視線の先、遥か下に見下ろせる地上には紅い光が蠢いていた。
「あ~ありゃ奴等だな。
俺達が聖杯に向かってるんで慌てて溢れ出したんだろ。」
セ 「貴方は未練を断ち切れば、あの獣は消えると言ったではないですか!
だからこそ私は貴方の望みにも応えたのですよ?
あれは嘘だったと言うのですか?」(゜Д゜#)
「あー・・・・
俺は「奴等が消える」だなんて一言も言ってないぞ?
セイバーが脱げば奴等への対抗策が打てるって話だ。
現に足止め食らってるだろ?」
セ 「確かに橋で止まっているようですが・・・」
「サンジー達に頼んでおいたからな。
元々俺は、あいつ等のマスターでもあったから快く快諾だw」
セ 「ナッッ?!
私が脱いだのは全く関係無いではないですか!!!」(゜Д゜#)
「いやいや、そんなことは無いんだゼ?
セイバーが脱ぐ=俺の未練が断ち切れる=本気でクリアを目指す
=サンジー達に頼む=獣足止め=俺達楽勝♪
ほらな?」(´∀`)
セ 「それは貴方の心の持ち様でどうにでもなる話だったってことですか。」(゜Д゜#)
「まぁそうだが、その最後の一押しが一番重要だ。
覚悟の無い人間は何をしても最後の最後で止まっちまう。
全てを吹っ切る覚悟が必要なんだ。
惚れた女をものにする。
これ以上の至福は無い。
俺の全てを満たし、覚悟を決めさせたのは
セイバー、お前なんだ。」(+・`ω・)
セ 「そ、そういうことなら・・・」(///∇//)テレテレ
「とか言って見るテストw」(´∀`)
セ 「・・・・・ど
・・・・どこまで本気なんですか。
貴方という人は・・・・」(゜Д゜#)
「俺はいつでも本気だぜ?
本気でお前を茶化すことを考えてるんだ!」(+・`ω・)
「全く・・・もう付き合いきれません。
好きなだけふざけてると良いでしょうw
私は先を急ぎます。」
「おーい、冷たいこと言うなってw
なぁ?
もしも~し、セイバー?
ちょwまってってwww
俺マジでしんどいんだってwww
置いてかないで~wwwwwwヽ(゜ー゜;)ノ
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