カテゴリ:韓国全般
今度の日曜日は、シアボジ(義父)の誕生日。 韓国では、普段は日本と同じ新暦のカレンダーで生活 しているのだけど、お盆や正月など行事は旧暦でやります。 誕生日も、シアボジ世代の人は旧暦で祝う事が多いようです。 旧暦カレンダーのやっかいな所は、毎年違うこと。 正月も毎年違う日だし、もちろん誕生日も違う日に。 旧暦に慣れていない旦那世代だと 「あれ?親父の誕生日、今年は何日だったっけ?」 みたいな状態になるらしく、妹に電話して確認しておりました。 それはともかく、韓国じゃ 長男が結婚した年度の親の誕生日は、 その長男の嫁(つまり私)が料理を準備してもてなす なんていうとんでもない習慣があるらしいです。 誰がいつ決めたんだか。 しかし、この国ってのは、長男の嫁にかかる負担が多すぎます。 何かって言うと、長男に呼び出しがかかり、かと言って長男自身が 何かやるかっていうとそうでもなく、実際は「長男の嫁」が 一番たいへんだったりします。 まったくこの国の一番の貧乏くじは「長男の嫁」です。 韓国人女子でさえ、最近じゃ「長男とは結婚したくない」って 豪語してるってのもわかるような気がします。 「還暦とか、大きな節目でもあるまいし、今更誕生日パーティーって。」 なんて、正直めんどくさいな~なんて思っておりましたら、 旦那が 「こんな体調(妊婦)で、大勢の料理するのは大変だから、レストランで やればいいよ。」 なんて、ナイスな提案がありました。 しかし、 「やらなくていい」 って言われると、逆に闘志が沸いてくるのが私の性格で、 「私、シアボジ大好きだし、毎年ならともかく、今年一回だけなら 頑張って作るよ。」 って、気付いたら言ってました。 あれは私の性格を知り尽くした旦那の作戦だったのか・・? 私はそれにまんまとはまったのか・・・? ま、ともかく、メニューを考えておったんですが、恥ずかしながら私は 韓国料理がさっぱり作れません。 過去に何度も挑戦したんですが、キムチチゲひとつにしても、 私が「おいしい」と思う味付けと、旦那が「おいしい」と思う味は微妙に 違うようで、今では「韓国料理は外で食べる物」という感じになってしまいました。 韓国料理以外の料理は、2人とも「おいしい」と思うツボは一致するんですけどねぇ・・。 しかし、韓国料理しか食べれないシオモニも来るのに、どうしよっかな~なんて悩んでおりましたら、 下の義妹ドーヤンから電話がかかってきました。 このドーヤンちゃん、本当によく気が付くええ子でございます。 いつもこちらの気持ちを悟ったかのような、ベストなタイミングで 連絡があります。 「お義姉さん、お料理一人で作るの大変でしょう。 私が韓国料理を何品か作って行きますから、お義姉さんは 何でも好きな物を無理しない程度に作ってください。」 なんて、涙がちょちょ切れるようなお言葉をいただきました。 自分自身も8ヶ月の乳飲み子抱えて料理どころじゃないだろうに、 ほんとありがたいっす。 ってな訳で、今週末は買出しやらなんやらで忙しくなりそうです。 何、作ろっかな~。 街で見かけた変な物シリーズ 「えらい気合いが入った美容院」 海雲台で見かけた「ヤマサキ」という名前の美容院。 店の入り口には、日本のヘアカタログ雑誌の切り抜きがいっぱい 貼ってあり、「ジャパニーズスタイル」を売りにしている様子。 ドアの両側に、日本語でこの店のコンセプト(?)が書いてあるんですが、 「脱退」ってあなた。 「脱・平凡」なのか、伝統スタイルなのか、いったいどっちなのか矛盾した内容に 悩むところです。 「ごきます」って・・、あなた。 この店が生まれた理由はどうでもいいですけど、 最後の1行がなんかすごいです。 この店のただならぬ気合いが伝わってきます。 店名からして、日本人経営かな~?と思って店を覗いてみましたら 50歳くらいのアジュンマが一人でやってました。 あのアジュンマが必ずできる本人のようです。 何ができるのかは不明です。 カット 20000ウォン(約2400円) 勇気のある方はどうぞ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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