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はむ太郎69

はむ太郎69

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手芸同好会_140x120>
2006.11.27
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カテゴリ:義家族について

昨日は、シアボジの誕生日会でした。

結果報告としましては、シアボジもシオモニにも大変よろこんで
いただき、無事終了いたしました。


・・って一言で言っちゃうと簡単なんですけど、ほんと疲れました。
心身ともに。


作ったメニューは、

・ちらし寿司 (寿司太郎で手抜きバージョン)
・牛肉と野菜の串焼き (レシピ提供:うーくんオンマ様
・エビのチリソース
・サバのから揚げ甘酢あんかけ(お祝い事に魚料理ははずせないらしい)
・バースデーケーキ


その他、韓国では誕生日に必ず食べるミヨック(わかめスープ)等、
韓国料理数種は下の義妹ドーヤンが準備してくれました。



で、まず、朝8時から、先日の予行練習をふまえつつ、バースデーケーキを作成。

直径20センチくらいの円形デコレーションケーキを作り、イチゴちゃんで飾りつけ。
なんとかそれらしき感じにできました。


バースデー2.jpg


「65」の文字と「Happy Birthday」の部分は、ラングドシャクッキーで
立体的に作成。


で、ちょっと休憩して、午後からはひたすら料理の準備。
旦那は家中大掃除。
5時半のスタートになんとか間に合いました。


うちの義家族、韓国人にしては珍しく時間に正確なので、
みなさん計ったように5時半ぴったしに全員集合です。
大人8名、子供2名、赤ちゃん1名 総勢11名。


揚げ物なんかは温かい方がおいしいので、みんなの顔を見てから
サバを揚げ始めた私は台所で忙しくしていた訳ですが、
ここで又、困ったちゃんがおるわけです。


上の義妹ソーヤン(自称プチセレブ)の旦那なんですが、明るい性格で
いい人なんですけど、かなりのマイペースです。
良く言えば豪快。悪く言えばガサツ。


昨日も、私が台所でてんてこ舞いしてるにもかかわらず、
リビングのソファに座るなり、

「コーヒーちょうだーい! 濃い~やつねー!」

ってリビングから叫んでおります。


あんたさ~、到着していきなりコーヒーかよ。
私はあんたの奥さんじゃないっつーの。
っつーか、ちょっとは空気読めよ!



私が無視してましたら、うちの旦那が入れておりました。

このソーヤン旦那、「こんなわがままキャラな自分ってかわいい。」
なんて思ってるふしがありまして、余計にやっかいです。
でもこのキャラで、どこへ行っても韓国アジュンマに大人気らしいですから
アジュンマの母性本能をくすぐるんでしょうか。

でも、日本人の私には通用しませんから~! 残念!!


で、無事に食事の準備も終了し、パーティー開始。

ここで、韓国にありがちなパーティーの図式としては、
焼酎ガンガン飲んで、花札やって、酔っ払ってその辺で寝ちゃって・・・
なんて、エンドレスになるのが定番なんですけれど、
うちの親族、見事に誰も飲めない(飲まない)んです。
最初にワインで乾杯して終わりです。

ですから、1時間くらいでガーっと食べたらサクッと終了です。
「あんたら、いつになったら帰るんだよ~。」
なんてストレスが無いのが楽チンではあります。


で、食事終了後、いよいよ例のケーキちゃん登場です。

ロウソクに点火して、シアボジ&シオモニに吹き消して
いただきました。


バースデー3.jpg

「ローソクの火を吹き消すシアボジ、シオモニ&孫3人の図」


微笑ましい風景です。
シアボジもうれしそうです。

「ユウコが頑張って作ったんだよ!」

と、旦那。

「おおー!すごいねぇ。」

と、親族一同。


「へへ~、すごいでしょ~。」

なんてちょっと悦に入っていた私。
この直後に、このケーキが悲惨な運命をたどるとも知らずに・・・・。


さて、私がケーキを人数分に切り分けて、小皿に取り分けようとした時、
シアボジとシオモニがおもむろにナイフを持って
ケーキをザックリ刺したんです!
結婚式のケーキ入刀のごとく。

そうそう、そうだった。
韓国人って、誕生日ケーキでケーキ入刀やるんだった・・・。
こんな光景、以前にもどこかで見たよ・・・。

しかも「Happy Birthday」のクッキープレートの上から入刀したもんだから
クッキーが「V」の字に曲がって、ケーキにめり込んでおります。
せっかくのイチゴのデコレーションも台無しです。


この時点でかなり凹んだ私ですが、そんな私にトドメを刺すかのごとき
光景が・・・。


ソーヤンの娘2人が、いきなり手づかみでケーキの上のイチゴを
ガツガツ食べ始めたんです!
もうケーキはグチャグチャです。


おいおい、そこのエセセレブ!!
娘に英語やら中国語やら習わせる前に、基本的なマナーを教えとけっつーの!



この時点で完全にキレた私は

「ケーキは私が切り分けますから!」

って、ケーキを没収しました。

だって、そのままにしといたら、みんなでじかにフォークで
ケーキを突付いて食べる勢いだったんだもん。

後で旦那に言われたんですが、この時の私、顔がマジだったらしいです。
「かなり怖かった」そうです。

あたりまえです。
半日がかりで作ったケーキを一瞬で台無しにされた人の気持ちも
考えろっつーんだ。


ってな感じでお開きになったバースデーパーティー。
引きつった笑顔で皆さんを玄関まで見送りに出た私ですが、
そんな私にシアボジが


「ユウコちゃん、今日は本当に素晴らしい料理をありがとう。
 この日のために36年間
(←旦那の年齢)待った甲斐がありました。」


って言ってくれたんですねぇ。

この瞬間に、なんかモヤモヤした気分が吹っ飛んで
「あ、がんばって良かったな~。」
って思いました。
さすがMr.ジェントルマン・シアボジ。


あ、でももう来年は勘弁です。

お疲れ様~、自分。





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最終更新日  2006.11.27 23:38:36
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