アジュンマＧＯ！ＧＯ！

昨日、学校で私の赤ちゃんが「女の子らしい」と言う話をしたところ、


先日、私に「絶対男の子ね」と、自信満々の予測をした
中国人のRちゃん


「本当に？　まだ時期が早すぎて判断ミスって事もあるんじゃない？」

と、納得のいかない様子。


「でも、もう６ヶ月に入ってるし、エコーであの部分が
　ちゃんと見えたから、確かだと思う。」

と言うと、

「ふ～ん、でも最近は女の子を欲しがる人が多い時代だから、良かったわね。」

と、しぶしぶ納得したようでした。


ちなみに、彼女が１００％の自信を持つ、中国４０００年の歴史を誇る（？）
胎児の性別判断の方法とは、


・妊婦が歩く時に、体が横に振り子の様に揺れると「女」

・　　　　〃　　　、体が前後に揺れると「男」


だそうです。


そんなんで性別がわかったら、医者なんかいらんっつーの！


ん？　って事は、私は歩く時に体が前後に揺れてるんだろうか？


で、そのRちゃんいわく、中国では今、
深刻な「女不足」が問題になってるそうな。


１９７９年から始まった、中国政府の「一人っ子政策」のせいで、
元々、儒教の影響（男尊女卑）が残る中国では

「どうせ子供一人なら、男の子。」

という風潮が定着してしまったらしい。

一昔の韓国と同じで、女の子だとわかると堕胎してしまったり、
産まれても海外に養子に出してしまったり。

で、ふと気付けば男の子ばかり。
特に北京、上海等の都会では深刻な嫁不足だそう。


アメリカ人って、養子をもらう事に対して、日本人よりもぜんぜん寛大で、
自分の実の子供がいても養子を引き受ける人も多いんですが、

NYでレストランなんかに食事に行くと、
「白人の夫婦とアジア人（たぶん中国人）の子供」
という組み合わせの家族をよく見かけました。

そういえば、そのアジア人の子供は、ほぼ間違いなく
「女の子」
でした。


そんなツケが、今頃まわってきたんでしょうね。


私が

「日本の都市部じゃ、逆に女の子の比率が増えてるらしいわよ。
　日本人女性と結婚したら、いいんじゃない？」

って軽く言ってみましたら、


「何言ってるのよぉ～。
　あんた中国の人口が、いったい何人だと思ってるのよぉ～。１３億人よ～！」


って反撃されました。

ちなみに、
１０年後の中国で、結婚適齢期であぶれてしまう男性は、
なんと、

　　
　４０００万人！　（予想）


だそうです。

日本の全人口の３分の１です。
すいません。私が悪うございました。
日本人女性が束になってかかっても、とうてい敵いません。


嫁不足に関しては、韓国も然り。

韓国人の女ですら
「ソウルの男じゃないと嫌だ～」
なんて、すっとぼけた事言ってるそうですから
農村、地方では、タイやベトナム等、東南アジアからお嫁さんを
もらう（買う）人が多いようです。

釜山の街中でも
「ベトナムアガシ（ベトナムのお嬢さん）紹介所」
みたいな看板をよく見かけます。


その影響か、在韓日本人の皆さんの

「地下鉄の中で、ベトナム人？って言われたわよー！」

なんてお怒りの声をよく聞きます。
一部の韓国人の間では、

外国人妻　＝　ベトナム人

という図式が出来上がっているようです。
そんな私も、以前「タイ人」に間違われたしね。


そんな訳で、韓国も近い将来、中国並みの女不足時代が来るかも？
って事は、私の子供が韓国に住んだら、モテモテ　ウハウハなのか？

なんて思った今日この頃です。