アジュンマＧＯ！ＧＯ！

移民局から、

「１月２６日であなたのビザが切れるので更新してください。」

というハガキが届きました。


釜山に嫁に来て、早いものでもう１年がたったという事ですねぇ。
この１年、いろんな出来事があって、あっという間に過ぎていき
ふと気付いたら１年経ってたって感じです。


なにはともあれ、ビザが切れては３月に出産のために日本に帰る事も
できないので、さっそく移民局へビザの更新に行って来ました。


例のごとく、そんなに広くない移民局の待合室は、外国人でいっぱい。
その中でも目立つのが、やっぱりベトナムやタイなんかの東南アジア系
の女性です。
まだ２０歳そこそこの若い奥さんと、４０歳は過ぎているであろう
韓国人の旦那さんという組み合わせの夫婦を何組か見かけました。

先日の日記でも書きましたが、嫁不足に悩む農村の男性が
東南アジアから嫁をもらう（買う）という事が、韓国でも
とても多いそうですが、それを目の当たりにした感じでした。


なにげに見ていると、どの夫婦も奥さんは韓国語を喋れず、
夫婦の会話もままならないという感じで、
「なんだかなぁ。」
と、人事ながら、ちょっと気分が沈んでしまった私でした。


必要書類に記入する旦那さんの後ろで、ボーっと無表情で
突っ立っている奥さんは、まさにドナドナ状態。


「あの奥さんのおかげで、彼女の祖国の家族みんなが
　生き延びてるんだろうねぇ。」

と、うちの旦那もしみじみしておりました。


夫婦喧嘩だって、言葉が通じるからこそできる訳で、
そんな光景を見ちゃうと、

「トイレを使ったら便座を下ろせ」だの、
「靴下をその辺に脱ぎっぱなしにするな」だの、

旦那にガミガミ怒ってる自分ですら幸せに感じた事でした。


さてさて、私のビザ更新ですが、日本人で偽装結婚してまで
韓国に住む人もいないし、この１年間は何事も無かったし
って事で、サクッと終了！

銀行みたいに整理券を取って、延々と順番を待つ皆さんを
尻目に、特別窓口みたいな所でとっとと手続き完了でした。

・ビザの更新（１年間）
・外国人登録証更新
・再入国許可スタンプ

の３つで、手数料７万ウォン（約８４００円）。高っ！

っつーか、１年づつなんかめんどくさいから、３年とかビザくれりゃいいのに。
ケチっ！


なにはともあれ、１週間後には新しいビザが郵送されてくるそうですから、
無事に日本に里帰りできそうです。