アジュンマＧＯ！ＧＯ！

週末に、旦那と「釜山水族館」に行って来ました。

日本から戻って来て以来、すっかりヒッキーになっていたので
優雅に泳ぐお魚ちゃん達でも見て、癒されようかな～って事で。


日曜日って事もあって、水族館のある海雲台はすごい人。
やっとこさ駐車スペースを見つけて、入場券売り場へ。

なんだか入り口からしてショボい感じで、嫌～な予感。
しかしながら入場料は大人１５０００ウォン（約１８００円）と、
けっこう強気なお値段。

そこへオプショナルで、なんちゃらライドツアーなる
乗り物に乗ってサメを見るツアーを付けますと、さらに３０００ウォンプラス。


「せっかく来たんだから、ライドツアーもつけようよ。」

と、旦那は言いますが

「これって、妊婦でもＯＫなのかなぁ・・」

と、私。

「何歳以下のお子様はダメとか、妊婦はダメとか書いてないからいいと思うよ。」

と、旦那。


でも念のため、チケットを買う時にお姉さんに

「妊婦もＯＫですか？」

って聞いたら、

「妊婦はダメです。」

と、冷たい一言。


ダメならダメって書いとけよっ！


料金表にもどこにもそんな注意書きが無いので、今までにも知らずに
チケット買って乗ってしまった妊婦がいるはず。
ったく、あぶねぇ、あぶねぇ。
もうちょっとで水中出産するとこだったっつーの。


ってな訳で、通常のチケットのみを購入して、いざ水族館へ・・・。


水族館内は、これまたすごい人、人、人。
幅約２メートルの各水槽の前には、それぞれ人垣ができていて
近寄ることすら不可能な様子。

たじろぐ私に向かって旦那が

「Ｂｅ　ｓｔｒｏｎｇ！」（強気で行け！）

って言います。
確かに韓国で遠慮してたら、永遠に魚なんか拝めそうに
ないので、ここは強気で人垣を掻き分けて突進します。


すると、なぜに水槽の前にこんなに人垣ができてるのか
理由がわかりました。

そうなんです。以前の日記でも書いた、韓国全土に蔓延する
不治の病「お姫様病」に犯されたバカ女どものせいだったんです！


その女どもが、水槽の前に陣取って、自分の携帯電話で写真を撮ってるんですわ。
しかも、魚っつーのは、じっとしてませんから、魚ちゃんが
ベストポジションに来るまで、ずーーーーーっとカメラを構えて
シャッターチャンスを待ってるんです。

お姫様病患者のお約束カメラアングルである、
「右斜め上方４５度」の角度から１枚撮ると、
出来具合をチェックして、

「あ～、なんか変かも～。」

なんつって、今度は左斜め上方から上目使いで、さらに１枚・・・
と、エンドレス。


そんなバカ女どもが、幅２メートルの各水槽に
２名づつくらい陣取っておりますので、魚なんかゆっくり見れた
もんじゃありません。


ピラニアや鯛と一緒に写真撮って、どーするねん！！


うちの旦那もあきれて

「こいつら、完全に病気だな・・・」

って言っておりました。


しかし、奥へ進めど進めど、そんなバカ女どもの数は一向に減りません。
あ～、水槽の前に１メートル間隔でずらーっと並ぶ、バカ女どもの
光景を写真に撮ってくるんだったー。

　
完全に頭に来た私は

「同じ入場料払ってるのに、なんであいつらのために遠慮しなあかんの！」

と、キレまして、そんなバカ女の目の前をさえぎって魚鑑賞をする
嫌な奴に成り下がったのでした。


あー、マジでむかついた。
あいつらまとめて、サメの水槽に落としてやろうかと思いました。


そんなこんなでさらに進むと、もう出口。
旦那と２人で

「え？　もう終わり？」

と、しばし呆然。
これで１５０００ウォンはぼったくりです。


実は、この釜山水族館、年間パスポート入場券もあるんですが、
そっちはそんなに高くないらしく、

「もし良かったら、年間パスポート買って、何度も来よう。」

なんつって、来る前は言ってたんですが、
一度で十分です！


魚に癒されるどころか、ストレスたまりまくりの
水族館ツアーでした。