カテゴリ:食べ物
在釜山の皆さん、クリスピークリームのドーナツもう食べました?
このアメリカ産まれのドーナツのチェーン店が釜山に オープンしたのは、確か去年の11月。 当時は、韓国語学校のアメリカ人生徒の間でもけっこう 話題になってまして、 「クリスピークリーム、もう食べた?!」 「食べた、食べた!」 なんて、休憩時間に興奮気味に話してるのを耳にしました。 アメリカでは 「クリスピークリームのドーナツ食べたら、ダンキンなんか食ってらんねーぜ」 的な位置づけにある、このドーナツ屋。 私も、アメリカ留学中に初めて食べまして、ミスタードーナツとは また一味違ったうまさに、はまった時期がありました。 最初の1年で7キロ太ったのは、そのせいかもしれません。 このドーナツ屋、店内の厨房がガラス張りになってまして、 ドーナツが次々と機械で揚げられて、ベルトコンベアーの上を移動しながら 砂糖コーティングされていく模様が見られるのが売りなんですが、 店内に入りますと、いきなり店員のお姉さんにこの店の基本のドーナツ 「オリジナルグレイズド」 の試食を手渡されます。 試食って言っても、小さく切った奴に爪楊枝を刺したような ショボいのじゃなくて、気前良く丸ごと一個です。 その試食ドーナツが、まさにできたてホヤホヤですから フワフワで、めちゃくちゃおいしい訳です。 で、ついついたくさん買ってしまうと・・・。 そのクリスピークリーム、釜山に開店した当初は大変な混雑ぶりで、 一度買いに行ったんですが、店の外まではみ出す長蛇の列を見て 断念したのでした。 で、昨日たまたま店の近くを通りかかったのですが、比較的 空いていたので、入ってみました。 店内に入りますと、さっそくお姉さんが 「どうぞー!」 と、試食のドーナツを渡してくれます。 このシステムは、釜山も同じなようです。 久々のクリスピークリームに興奮気味の私は、 試食ドーナツ片手に、お持ち帰り用に6個お買い上げ~。 1個1200ウォン(約150円) 高っ!!(確か、アメリカは70セント(約85円)) 2月だというのに、いまだにクリスマス仕様のボックスってのが 泣かせます。 試食のドーナツは、せっかくなので店内で食べようと、 飲み物もオーダーし、空いてるテーブルへ。。。 「いやぁ、久しぶりだね~。」 なんつって、旦那とドーナツ食べてコーヒーを飲みながら なにげに他のお客さんを観察しておりました。 で、気付いたんですけど、お客さんの4分の1くらいが 試食のドーナツだけもらって、とっとと帰って行く んです!! いやね、試食ですから、 食べてみて気に入らないから買わない ってのは、ぜんぜんOKだと思うんですよ。 でも、見てる限りでは 「いかにも金持ってなさそうな、中学生5人組」 がゾロゾロ入って来て、ドーナツもらって速攻で退散。 とか、 アジュンマ&ガキ3人という親子4人が入って来て 「子供の分と4個ちょうだい!」 って言って、ドーナツもらうなり退散。 なんていう光景を、私が店内にいた15分足らずのうちに けっこう見たんですよねぇ。 いやもう、あれはあきらかに最初から買う気ゼロ!! この「丸ごとドーナツ試食システム」ってのは、アメリカの本社で 考えて、そのマニュアルどおりに釜山でもやってるんだと思うけど、 こういうナイスなシステムって、お客さんのとの暗黙のマナーがあってこそ 成り立っていくんじゃないでしょうか? でも、こういう事やっちゃうと、そのせっかくのシステムも 成り立たなくなっちゃうし、ああいうお母さんの姿を見て育った子供が 中学生になったら、今度は自分達だけで同じことをやっちゃうという 構図を見たようで、ちょっと嫌~な気分になりました。 なにはともあれ、私と旦那といえば、試食ドーナツ1個で止まらなくなり、 ついついお持ち帰り用に買った箱を店内で開けて、もう一個づつ 食べてしまったのでした。てへ。 で、残り4個・・・と。(上の2個がオリジナルっす) このブログをご覧の、クリスピークリーム関係者のみなさーん! 釜山じゃ、 「クリスピークリームは、タダでドーナツがもらえる場所」 になりつつありますよ~! クリスピークリーム釜山店、開店3ヶ月にしてすでに存続あやうし・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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