アジュンマＧＯ！ＧＯ！

昨日、約１ヶ月間の仮出所を終え、釜山へ戻ってまいりました。


今回は大韓航空でしたので、客室乗務員さんは全員韓国人。
でもみなさん日本語も話せるし、ＪＡＬでも大韓航空でも
同じじゃんって思ってたんですけど・・・


飛行機に乗り込むとき、入り口の所に客室乗務員さんが何人か立ってて
乗客の航空券を見て

「お客様の席は、こちらの通路です。」

って、案内してくれますよね。


昨日も、何人かのスッチーが入り口にいたんですけど、
私が凛さんを抱っこして乗り込むと、いきなり一人のスッチーが


「きゃー！　赤ちゃんー！」


って叫んで、凛さんを拉致りました。

で、私が航空券を見せると、そのまま凛さんを抱っこして
ズンズンと奥へ行ってしまいます。

途中、同僚のスッチーとすれ違うと


「見て見てー！赤ちゃんよー！」

と、同僚に見せております。


しかたなく後を付いていくと、


「こちらの席でございます！」


と、私の席まで案内してくれ
ここで凛さんは解放されました。


スッチーと言えども、所詮はアジュンマ予備軍。
赤ちゃんを見てスイッチが入るのは同じなようです。


その後も何人かのスッチーが入れ代わり私の席を訪れ、
凛さんを抱っこしてどこかへ行ってしまいます。

渡す私もなんですけど、税関申告書とか記入したい書類もあったので
ちょっと助かっちゃったりしたんですけどね。


比較的愛想の良い凛さんですが、そんでも苦手な顔や声ってのは
あるようで、一人のスッチーに抱っこされた時

「ギャー！」

と、号泣したんです。

さすがに、そのスッチーは


「すみませんー！」

って日本語で謝って、凛さんを返してくれたんですけど、
その後も私の横を通るたびに、懲りずに凛さんに
話しかけたり、ホッペをむぎゅーっとつまんだりして
そのたびに、凛さん号泣。


「あら、暑いのかしらー？」


なんつって、座席のポケットに入ってる雑誌で凛さんをパタパタ扇ぐスッチー。


あんたの厚化粧が恐いんだっつーの！


まったく、そのたびに凛さんをあやす羽目になる私としては
「いい加減にしてくれよー」
って、感じでございました。


さて、今回もバシネットを借りたんですが
大韓航空のバシネット、ＪＡＬのしっかりした作りの箱型とは違い
パイプに布を張っただけという、簡易タイプでした。
しかも、かなり年季が入っております。




注：凛さんの足、オヤジのももひきみたいに見えますが
　　レッグウォーマーです。長すぎ～。（っつーか、足が短かすぎ～？）



ＪＡＬのように、頭まですっぽりネットで覆うのではなく、
簡単なベルトタイプですので、寝返りができる凛さんは
見張っていないと落っこちそうになるので、ちと心配です。

この狭い中で、寝返りを打とうと必死でもがく凛さんを見て
「バシネットを使うのも、今回が最後かなー」
と思った事です。
寝かせといて機内食　食べたり、書類に記入したり便利なんですけどねぇ。


で、なんだかんだで釜山に到着。

１ヶ月ぶりの旦那との感動の再会ですが・・・


到着ロビーで私たちを見つけた旦那、駆け寄って来たんですが
１メートルくらい手前で止まり、それ以上近づいて来ません。

遠巻きに凛さんを見て


「大きくなったねー、凛ちゃん。　ゲホゲホッ。」

なんて言っています。


どうやら、２日くらい前に風邪をひき、治っていない様子。
凛さんに移さないように、抱っこしたい気持ちを抑えているようです。
よりによって、なんでこのタイミングで・・・。


家に到着し、熱を計ってみると、なんと３９度超！！


「こんなに熱出ちゃったら、凛ちゃんの妹か弟は無理だねぇ。」


なんて会話をしつつ、
昼間、病院で注射を打って、薬ももらったそうなので
薬を飲むように言うと


「この２日間、まともに食べてないから、薬を飲む前に
　はむ太郎のオジヤが食べたい。」


なんて可哀想なことを言うので、冷蔵庫を開けるも、中は空っぽ。
野菜ケースのネギはドロドロでしたので、スーツケースを開ける間もなく
すぐに近くのコンビニで卵とネギだけ買って来ました。


で、御飯を炊こうと炊飯器を開けたんですが、なんとお釜が無い！

旦那に聞いても知らないと言うので、散々探しまくったところ
なんと、冷凍室に！！


いつも御飯を炊きすぎた時は、小分けしてラップに包んで
冷凍するんですが、それを見ていた旦那、炊飯器ごと
冷凍室へ入れて忘れていたようです。
ありえねぇ・・・。


でもって、洗濯機の中に、今朝洗濯した濡れた洗濯物が・・・。


あわてて洗濯物を干し、旦那におじやを作り、その間に
凛さんに乳やって、寝かしつけて・・・・


って、気付いたら夜の１０時過ぎ。

結局、自分の食事はめんどくさくなって、シャワーだけ
浴びて寝ました。


そんなこんなで、帰国早々てんやわんやで、シャバで補給した
エネルギーも速攻で使い果たしそうな勢いでございます。
やれやれ。