アジュンマＧＯ！ＧＯ！

今度の日曜日は、凛さんの誕生日。

韓国では１歳の誕生日を、会社の同僚から友人、
親戚一同招待して、結婚式並みに盛大にお祝いする習慣がありますが


旦那が職場の同僚の子供の誕生日会に行った際、職場関係だけで
１００人以上招待されてたようで、
っつー事は、うちもやるとなったら１００人超コース。

やるなら１００人、やらないならゼロ。
２択でございます。

旦那とも話し合った結果、我が家はこじんまり身内だけの食事会にすることに。

本当は、赤ちゃん用の韓服なんかも新調するんですが、
そういう事も省略。


あ、いえね、別に凛さんに対する愛情が薄いとかそういう事じゃないんです。

私も、うちの親バカ番長も凛さんを溺愛してますし、
自分達にできる範囲で、お金をかけることはＯＫなんですが
芸能人じゃあるまいし、娘の誕生日会に１００人以上呼んで
盛大すぎるのもなんだかな～って感じだったので。

ま、そんな訳で、家族だけで手作り誕生日会をやることに
した訳です。


で、手作り誕生日会の手始めとして、当日、凛さんが着る服は
私が作ると以前から宣言しておりました。


とは言うものの、ここで当然予想されるのは、例のごとく義両親が
凛さんの服を買って来て


「これを誕生日会の時に着せなさい。」


と言うパターン。

これは断固阻止しなくてはなりませんので、
少し前に旦那から義両親に

「はむ太郎が凛ちゃんの服を作るから、買ってこなくていいよ。」

と言ってもらいました。

その時は、わかったと言っていた義両親。


で、張り切って凛さんの服を作った私。


「パフスリーブのチュニック＆モンキーパンツ」


我ながらかわいくできたと自画自賛。
モンキーパンツのフリフリも、今回はアフロじゃないしね。


ついでに余った布で、私のキャミワンピも作成♪




「当日は、凛ちゃんとペアで着るわよ～！」


なんて張り切ってた私。



で、先日。

旦那とシデグに行った際、シオモニがタンスから
某韓国子供服ブランドの紙袋を出してきて


「これを誕生日会の時に、凛ちゃんに着せなさい。」



で、出た・・・。

これだよ、私が言ってたのは。

口では「ありがとうございます」と言いながらも
顔が引きつる私。


そんな私に気付いた旦那、小声で

「当日は、はむ太郎が作った服を着せればいいから。
　この服は、記念アルバムの写真撮影するときに着せよう。」

なんて言うんですが、釈然としない私。


そりゃあね、デパートでけっこうなお値段出して
服を買っていただいたんだから、ありがたいことだと思いますよ。
文句言ったらバチが当たると思います。

でもさ、以前から
「私が娘のために作る」
って言ってるのに、なんで母親の私の気持ちを尊重してくれないかなぁ。


これって、たとえばお菓子作りが好きな人が、娘の誕生日に
頑張ってケーキを作ってるのに、

「これ、すごい有名なパティシエのお店のケーキなのよー！
　１時間も並んで買って来たのよ！」

なんてバースデーケーキを買ってきちゃうようなもんじゃないっすか？


韓国に御住まいの方ならご存知だと思いますが、韓国ってデパートで
プレゼント用に何かを買っても、値札が付いたままなんです。

プレゼント用に箱に入って、リボンまで付いてるのに
値札はバリバリ付いてます。

気に入らなかったら、交換できるからって事らしいんですが
合理的っつーか、なんつーか。


で、いただいた服の値段を見たら、ぶったまげるような
値段だったんです。
しかしながら、悲しいかな、とてもそのお値段には見えない・・・と。
その１０分の１の値段で、西○屋で売っててもおかしくない感じで・・・。


旦那も

「はぁ・・・。あんだけ何度も言ったのになぁ。
　しかもこの値段で、これはないよなぁ。もったいない・・」

なんてため息ついておりました。


は～っ・・・

年金生活の義両親が、かわいい孫のためにわざわざデパートで
買って来てくださったんだから、感謝すべきなのは１００も承知。


でも、

でもね。


こんだけお金出したら、かわいい布地がいっぱい買えたよ～。

でもって、凛さんのワンピースなんか、２０枚くらい作れちゃうわよ～。


あ～・・・

喉元まで出かかってる、あのセリフ言っちゃっていいですかね？


いいですよね？


え～っい！

言ってしまえ～っ！




現金でくれ～！　現金で！



かわいくない嫁と言われようが、常識が無いと言われようが
わたしゃかまいません。

娘の１歳の誕生日は一生に１回！
この１年、メインで育児してきたのは、この私！
これは私の育児の節目と言ってもいいですよね？
お疲れちゃん、自分！　って事でもありますよね？

誕生日会当日は、絶対私が作った服を着せます！

はいっ！