そりゃいくらなんでも・・・

2008.08.12

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カテゴリ：My Baby

お子さんをお持ちの方はご存知だと思いますが、赤ちゃんが受けなければ
いけない予防接種はけっこう多い。

日本では、それぞれの予防接種を受ける間隔も
「１ヶ月以上あけて」とか、法律で決まっているようなんですが

韓国では産まれるやいなや、ガンガン打ちまくります。
しかも打つ種類も日本より多い。

親がのんびりしてたら、ワクチン打ち損ねたまま子供はどんどん大きくなります。

はい。

それはうちの娘です。

DTPは日本に里帰りした時に受けて、ポリオは韓国で・・・
なんてのんびりやってて、ふと気付けば凛さんも１歳３ヶ月。

１歳になるやいなや受けなくちゃあかんワクチンが目白押し。
しかも釜山では今、日本脳炎注意報まで出てるっつーじゃありませんか。

あわてて保健所へ行こうと思ったら、頼みの綱の旦那は
塾が夏期講習のため（旦那は塾講師）、朝から晩まで超多忙。

しゃーない。バスで行くか。
保健士さんにいろいろ質問されても韓国語わからんけど、ワクチンの種類と
熱が無いことさえ確認できればOKだしな。。。

と思ってたら、それを聞いたシアボジ（義父）が

「私が車で連れていってあげるから、心配しなくていいよ。」

と、優しくおっしゃってくださった。

「そんな、お義父さんだって忙しいんだから、いいわよ～」

と、旦那経由で軽く断ってみたんですが

「親父は、定年退職してどうせ暇だし、気にしなくていいよ」

と、旦那。

そうじゃなくてさ～。

シアボジに車で送ってもらったら、

「ありがとうございました。はい、さようなら」

って訳にはいかないから

「あがってお茶でもいかがですか？」

ぐらいのこと言わなくちゃあかんやん？

シアボジと話すことも無いし、間がもたんし、かえって疲れるから
いっそ自分でバスで行った方が気が楽なんですけど・・・。

なんてグダグダ言ってるうちに

「二時に迎えにいくから～」

と、シアボジから電話。

はい、よろしくお願いします・・・。

シアボジの運転で保健所に到着。

私が、歩き回る凛さんを追いかけてるうちに、シアボジが問診表に記入。
一人だったらきっと大変だったわ～。
シアボジありがとう。

で、保健士さんの所に行きましたら

「あれまー！
　日本脳炎も、水痘も、MMRもまだなんですか！！？
　今まで何やってたんですか！」

と、えらい怒られました。

だって日本脳炎は日本じゃやらんし、水痘も任意だし・・・ブツブツ・・・
すいません・・。

保健士さん　「とりあえず今日は水痘。
　　　　　　　１週間後に日本脳炎１回目。
　　　　　　　その１０日後に日本脳炎２回目。
　　　　　　　さらにその１週間後にMMRね！」

ってな訳で、日本じゃありえないハイピッチで予防接種を
受けることになりました。

ごめんね凛さん。
今月は怒涛の予防接種月間だよ・・・。

ところで、今まで注射を打ってもウンともスンとも言わなかった凛さんが
ここに来て大暴れ。

私が両手両足で凛さんを押さえて奮闘しておりましたら、
保健士さんが、ソファに座って待ってるシアボジに

「アッパ（パパ）もちょっと手伝ってください！」

おいおい、
いくら最近は東南アジアから、親子くらい歳の離れたお嫁さんをもらう中年男が
多いっていったって、私とシアボジが夫婦はないやろ～。

シアボジ、あの歳にしては若々しいですけど、６７歳。
ありえへんっつーの。

シアボジも苦笑いして

「私、ハラボジ（祖父）です～。」

と訂正しておりました。

そんなこんなで予防接種も無事終了。

大泣きして疲れ果てた凛さん、帰りの車の中で爆睡。

それを見たシアボジは

「凛ちゃんを、早く寝せてあげなさい。」

と、家に到着するやいなや、玄関先でお帰りになられました。

なんか申し訳ないような、ホッとしたような・・・
ま、いっか。

さてさて、

今日の手作りマンセー！