アジュンマＧＯ！ＧＯ！

日本では一般市民の間でもすっかり定着したハンドメイドですが、
韓国ではまだまだハンドメイド人口は少ないようで・・。

ですので、韓国には「ハンドメイド本」というものが
ほとんどありません。
韓国人の、ハンドメイド系ブログを見ていると、
みなさん、だいたい日本の書籍をネット等で購入して
作っているようですが、日本語がわからないため、苦労されている模様です。

ネットで販売されているパターンも、ムームーみたいなワンピースとか
野暮ったいデザインばかり・・・。


ですので、私が日本で買ったパターンで服なんか作って
ブログ（韓国バージョン）に載せると

「このパターン、どこで買ったんですか？」

的なメールをよくいただきます。


そんな話を旦那にしましたら、でました韓国人

「それを商売にしよう！」


ま、韓国人だったら、日本で買って来たパターンをそのままコピーして
売ったりするくらいのこと平気でやるんでしょうけど、
日本人的にはそれはできません。


ですので、「こんなの作りたいな～」って思ってたデザインを
日本でパターンナーの仕事をしている友人に、パターンを
作ってもらいました。

彼女も、本業が忙しい中で暇を見つけての作業ですので、
待つ事１ヶ月。

ようやく日本からパターンが到着しました～。

で、さっそく作ってみましたよん♪


丸衿ワンピースいむにだ～


パターン　：　オリジナル
布　：韓国の布屋


前ヨークの中心から、脇に向かって上がり気味にカーブした
ヨーク切り替えがかわいいです♪




襟も、開き過ぎず狭すぎず、上品でいい感じ♪




今回は、ポイントにバテンレースを付けてみました。

妊婦さんに見えないように、ギャザーの入れ方を工夫してあるそうです。（友人談）





後の切り替えは、ちょっと高い位置で、すっきりとした印象です。

横から見てもかわいいですよん♪





恥ずかしながら、着用～





ん？　けっこう森ガール系？


森ガールなアラフォー、日本じゃ痛いですけど
ここは釜山。
ぜんぜんOKです。（自己判断）


しかし、衿の開き具合とか、程よくフワッとした感じとか
かなり私好みで、大満足♪

私も今までいろんな洋裁本やパターンを買って服作ってきましたが
パターンナーさんの好みというか、方針というのがそれぞれあって
えらい平面的なパターンもちょくちょくあります。

でも、このワンピ、立体裁断で作ってあるので、フィット感が
かなりいい感じ。
やっぱりプロのパターンナーは違うの～。と感心した次第です。

っていうか、１０年以上のお付き合いの友人が、パターンの仕事を
しているとは知っていたものの、彼女の仕事っぷりを見たのは
これが初めてで、あらためて
「あんたすごいやん。」
って感じでした。
ありがとね～。


普段、あんまりファッションに興味が無い旦那が

「おっ！かわいやん！」

と、言っていたので、韓国人的にもOKかしらん。


それにしても、このパターンを韓国で販売するにあたって
重要なのは、作り方説明書。
えぇ、もちろん韓国語でございます・・・。


旦那が手伝ってくれるって言うんですが、

「布を中表に合わせて縫い、縫い代は上側に倒す。」

って言ったら、

「なかおもて？」　「ぬいしろ？」　なにそれ？

そんな韓国語の単語は聞いた事無いそうで・・・。
ですよねぇ・・・。

はぁ・・・、道のりは長いです。
ではでは。