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アジュンマGO!GO!

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はむ太郎69

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手芸同好会_140x120>
2010.05.11
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テーマ:韓国!(17191)
カテゴリ:韓国全般
韓国でハンドメイドやってて、何が困るかって
日本みたいに手芸屋さんが無いってことで。

パンツのゴムくらいなら、ダイソーにも売ってますが
ボタン一つ、レース1m買うにも、ネットで買うことになります。

私も、たいてい布はネットで買うのですが、それでもたまに
「あ!これが無い!」
ってことはあるわけで・・

幸い、ここ釜山には「釜山鎮市場(プサンジンシジャン)」という
布、手芸材料、衣料品の大きな市場がございまして、我が家のまん前に
停まる市バスで一本で行けるので、私も月に一度はまいります。


で、今日。
ポーチを作っていたら、接着芯が無いことに気付き、
急遽 市場に行く事に決定。


バスに乗ること40分。
ウトウトしていると、終点の釜山鎮市場に到着です。


_IGP5520.JPG
「釜山鎮市場」


3階建てのけっこう大きな建物です。


あ、そこのあなた

「おっ、なかなかよさげじゃん。」

なんて、チラッと思いましたね?


それがですねぇ。
外はともかく、中があれなんでございますよ。

で、室内。


_IGP5523.JPG


実は、この建物全部が1軒のお店ではなくて、中を一坪くらいの大きさの
ブースに小さく仕切って、その一坪がそれぞれ個人のお店なのです。

一坪のスペースに、布を雑多に積み上げられたお店が
何百件もズラーーーーーーーーーッとひしめき合っているのでございます。

通路は、人がすれ違うのがやっとの狭さで、もうまるで迷路。
一度行った店が二度と見つけられないという事は、しょっちゅうです。


んでもって、その一坪店舗すべてに、店主のアジュンマ(おばちゃん)が
デーンと座っており、店の前を通ると
「姉さん、何さがしてるの!?何作るの!?」
と、みんな口々に声をかけてきます。

店主のアジュンマが、客の取り合いで怒鳴りあいの喧嘩したりも
しょっちゅうです。


みなさん、こんな屋台みたいなお店で店番してるんですから、
もちろんお昼御飯をどこかへ食べに行く時間なんてありません。

なので、みんな電話で出前を頼むようで、
お昼ごろ行くと、頭に大きなお盆を乗せて、ビビンバやら冷麺やら
キムチチゲやらを、各ブースへ運ぶおばちゃんが

「ちょっと どいて、どいて~!」

と、あっちもこっちも大忙しです。

_IGP5524.JPG


で、出前が届くと、店主アジュンマ達は、売り物の布の山に
新聞紙を広げて、その上でビビンバとかガツガツ食べ始めます。

商品にコチュジャンとか飛ぶんじゃないかって、見てるほうが
ハラハラします。
っていうか、店内はニンニクの匂いで充満しておりまして
その時点で購買意欲が失せます・・・。


ま、今日は「接着芯」がどうしても必要ですので
過去の記憶を頼りに、散々迷って何度も人に聞いて
やっとこさ接着芯を売ってるおばちゃんのブースにたどり着きました。

私の前には、ファッションスクールの学生さんらしい男の子2人
がいたのですが

学生A 「この接着芯、1ヤードください。」

学生B 「あ、私も1ヤードください。」

と、言いました。


すると、店主アジュンマ、2ヤード切ってクルクルっとまるめて
ビニール袋に入れます。


学生AB 「あの~、1ヤードづつ別々に切ってくれませんか?」


アジュンマ 「家で自分で半分に切りゃいいだろっ!」



学生AB 「は、はい・・・」


そうよね・・
このアジュンマ相手じゃ、そう言うしかないわよね・・・。


で、私の番。


私 「この接着芯、1ヤードいくらですか?」


アジュンマ 「7・・・・、800ウォン。」


あ、あんた今、 7って言いかけて、私の顔見て8って言い直したでしょ?
私が日本人だって気付いて言い直しましたね?

くそ~。ボラれてるよ~。


でもさ、苦労してここまで来たんだし、せいぜい10円の違いだし。
ま、いっか。

と、自分を納得させて、買う私。


基本的にどの店も値札が付いてないので、店主に聞いて
それから値段交渉という工程が始るんですが
どいつもこいつも、すきあらばごまかしてやろうという意気込みが
ヒシヒシと伝わってくるので、


「ふかっけてるんじゃないの?」
「お釣り、ごまかしてないか?」
「本当に1ヤードあるのか?」

とか、こっちも無意識のうちに攻撃モードに入るわけで
それがもう疲れる疲れる・・・。


あぁ、普通にサクッと明瞭会計で買い物したい・・・。

綺麗に陳列されたお店で買い物したい・・・。

あぁ、大塚屋に行きて~!


と、毎回、毎回ストレス溜まって、どっと疲れます。



で、建物から一歩外に出ますと、目の前の歩道では
おばちゃん達がキムチやら、野菜やらを売っております。

_IGP5526.JPG


一人、手作りの大福餅を売ってるお婆さんがいるんですが、
なかなかおいしいので、よく買います。

今日も

「おばちゃん、3個ください」

って言ったら、ジュルッと鼻水を手で拭いて、
その手で大福をビニール袋に入れてくれました・・・。


そんなディープな釜山鎮市場リポートでございました。



さて、先日のバッグとお揃いで、ポーチを作ってみました。


_IGP5382.JPG
パターン: 適当に自作
布:韓国の布屋、HARU


ポイントに、フロッキーアイロンプリントで、ロゴマーク。

_IGP5384.JPG


携帯電話とか、デジカメなんか入れて、バッグと御揃いで持ったら
便利かな~と思います。

_IGP5391.JPG


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最終更新日  2010.05.12 02:38:53
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