hana*mamaのイイトコドリ

８月２６日に心拍が確認できて、３週間後の検診。今日で１０週かな。

母子手帳ももらったので初めて妊婦検査の補助券を受付で出しました。

赤ちゃんの心拍のパクパクが楽しみで診察室へ。エコー画面を覗くと、

パクパクがない。。。。なんでだろう、赤ちゃんが弱ってる？私は入院？

どうすればパクパクが戻ってくるのだろう？

先生が無言でサイズを測っていたので、いつもと違う感じがして嫌な予感がしました。

「診察台から降りて、隣の部屋でお話しましょう。」

流産していた。原因は染色体異常でお母さんが動きすぎたから流産したとかではなく、

赤ちゃんがこれ以上大きくなれなかったんだと言われた。

サイズも９週のサイズから大きくなっていないので１週間くらい前に

もう動いていなかったみたい。そういえば、つわりも１週間くらい前に軽くなっていた。

出血がなかったので、流産していたことに全く気がつかなかった。

先生が流産手術の説明と日程を淡々を話していたけど、

私は頭がボーっとしてしまい、理解ができなかった。

シルバーウィークの連休中は手術が組めないというので翌日に手術をすることになった。

診察室から出て、一気に涙が出てしまい、別室で泣きながら心電図の検査を受けた。

会計のときに、「今日は使わなかったので。」とバツをされて

補助券を返された。（流産だと使えないんだ、返さなくてもいいのに。。。）

帰り道、パパに泣きながら電話をした。「赤ちゃんダメだったよ。」

パパもビックリしていた。

家に着いてからはなちゃんにもお腹の赤ちゃんにはもう会えないことを話した。

すごく楽しみにしていたので、最初はがっかりしていて、

「なんで会えないの？」と理解してくれなかったけれど、

分かるように何度も説明をしたら分かってくれたみたい。

「ママのお腹の赤ちゃん、会えなくなっちゃってごめんね。」と話したら、

「はながまた赤ちゃんが欲しいってお願いしてあげるからまたすぐにお腹にくるよ。」

と言ってくれた。

はなちゃんには、赤ちゃんが出来た時に、どうして赤ちゃんが出来たのかと聞かれ、

はなちゃんが赤ちゃん欲しいってパパとママにお願いしてたからじゃない？と答えたの。

それを覚えていて、また自分が頼んだらすぐにくるんだと思ったみたい。

明日が手術だと伝えたら、「はなはメロンの匂いで手術がんばったから、

ママもがんばってね！」と言われた。

前にそけいヘルニアの手術をしたから言うことがしっかりしてる。

はなちゃんにそんなこと言われたら、ママもがんばらなきゃなぁと思った。

でも、９週で検診に行っていたら助かっていたのかなぁとか、

ママのお腹を選んできてくれたのにどうしてまたいなくなってしまったんだろうとか、

明日の手術で本当にいなくなってしまうんだなぁとか、

いろんなことを考えていたら夜は全く眠れなかった。

手術当日、いつもの担当の先生とかいとの出産の時にいた優しい助産師さんが

担当で、少し緊張がほぐれた。麻酔を点滴からして

「数を１０まで数えるので後から続いて言ってください。１」と言われたけれど

１も言えずボーっとしてきてそのまま手術になった。

全身麻酔と聞いていたので寝ている間に終わるんだと思い込んでいたのだけれど、

目は閉じていて動けないのだけれど、声や音は全部聞こえていた。

麻酔が効いていないのかと思った。でも痛くない。

後から調べたらそういう麻酔の方法だった。

浅い麻酔なので体への負担が少ないみたい。

音が聞こえるのは予想外だった、聞こえないほうがよかったなぁ。

手術が終わって、すぐに目が覚めた。

「あら、もう目が覚めちゃった？すぐに寝ちゃったから麻酔を半分にしたんですよ。

疲れていたんですね。」と言われた。

ほとんど眠れなかったので、麻酔がすぐに効いたみたい。

その後も別室で１時間ほど休んでいたけれど、麻酔も覚めていたし、

体調も大丈夫だったので先生の説明を受けた。

やはり赤ちゃんは形になっていなかったので、１週間くらい経っていたのだろうと言われた

なんで１週間前に気がついてあげられなかったんだろう。

原因は赤ちゃんのほうにあると言われても、

私にも原因はあるのではないかと考えてしまう。後悔の気持ちでいっぱい。

このママには３人も育てられないと思っていなくなってしまったんじゃないかって

そんなことまで考えてしまう。

来年のことをパパと楽しみに話していたけど、もう赤ちゃんはいないんだと思うと

辛くて辛くて涙が出てくる。

でもでも、みんなに話して、励まされて、いろいろ考えて、

このまま後ろ向きな考えではダメだなぁと思い、

前向きに行こうと思う、赤ちゃんがお腹にいたことは忘れないよ。

母子手帳もエコー写真も赤ちゃんがほんの少しでも

お腹にいてくれた証。大切にしようと思う。

それに私にはこんなにかわいい子供達が二人もいるのだから。

まずはこの二人を大切にしなきゃね。

気持ちが不安定になっていたけど、子供にも支えられた。

これから、ゆっくり、がんばりたいと思います。