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テーマ:鉄道(22760)
カテゴリ:地方私鉄
気分次第で更新をするため1~2ヶ月の更新ペースとなっていますが、
古い鉄道写真を眠らしておくのももったいないため久しぶりに更新しようと思います。 前回の更新は国鉄色ボンネット車輛の写真を掲載しているため、 今回は私鉄を掲載しようと思い和歌山県にあったローカル線で、 2002年12月31日に廃止された有田(ありだ)鉄道を掲載しようと思います。 有田鉄道は紀勢本線の藤波駅から金屋口駅を結ぶローカル線で、 和歌山県名産の「有田みかん」を紀勢本線藤波駅の隣駅である湯浅駅(湯浅港)まで、 貨物輸送する目的で1913年から1916年に掛けて開業した路線です。 この車輛は富士急行が「急行かわぐち」という名称で、 新宿駅から「急行アルプス」と連結して河口湖駅までを直通運転させるために、 国鉄の急行型気動車であったキハ58を真似て作った車輛です。 形式もキハ58と同じですが国鉄のキハ58とは異なり両運転台付きとなっています。 「急行アルプス」(「急行かわぐち」は「急行アルプス」と統合)の電車化と共に、 2基のエンジンを1基降ろして有田鉄道に譲渡されました。 キハ58入線前は国鉄の気動車で民間へ払い下げられたキハ07が活躍していました。 なお、有田鉄道廃止までの晩年は樽見鉄道のレールバスであった、 ハイモ180が導入されキハ58は予備車輛扱いとなっています。 この写真の車輛は国鉄紀勢本線湯浅駅からの直通列車です。 藤波駅の隣駅である田殿口(たどのぐち)駅の駅名票です。 同じく隣駅の下津野駅です。 沿線は有田みかんの産地であるため農地が至る所にありました。 御霊(ごりょう)駅です。 営業路線であるにも関わらず駅舎を含めて線路周りは草がボウボウに生えていて、 保守点検が細部に渡って成されているのか不安になりながら乗車したのを覚えています。 終着駅の金屋口駅です。 駅舎を含めてもっと撮影しておけば良かったです。。。 金屋口駅手前には車輛基地が在り「有田みかん」の貨物輸送が盛んな頃に活躍した、 DD353が車庫から顔を除かせていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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