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カテゴリ:何もしないということ
またこの間の会でのお話です。
たまたま近くにいた人に話しかけたらK中央病院のS先生のところで脱ステを経験された方でした。 その方の脱ステまでの話をまとめると・・・ 成人アトピーにかかり、長年ステロイドを使ってコントロールしつづけていた。 あるきっかけでふとステロイドをやめたところ、すぐさまリバウンドで全身にひどいアトピーが広がってしまい、病院に駆けつける。 たまたまそれがS先生の後輩の病院で、選択肢を三つ出される。 1 もう一度ステロイドに頼って生活する。 2 徐々に減らしていく。 3 入院して一気に脱ステする。 選んだのは3番。ただし、仕事の関係で仕事の区切りをつけてから入院。 一度目の入院は20日程度。社会復帰したもののまたひどくなり2ヶ月ほど再入院。 今は普通に化粧水を使って普通にお化粧をしておられ、まったくアトピーだったなんて思えないお肌をされていました。脱ステ後は何の薬も使わずこういう生活ができているらしいです。 この方はただの湿疹からアトピーと診断されてステロイドを使いつづけ、ステロイド皮膚炎になってしまっていたんですよね。こうやってアトピー(正確にはステロイド皮膚炎)を製造されている人っていっぱいいると思います。 入院されたころ同じく脱ステ患者が10人くらいいたけど、みんな良くなっていったとのことです。 私が息子の話をすると、「今が勝負よ!ここでステロイド使わなければ大丈夫だから」と言われました。 「脱ステは本当に勧められるもんじゃないから、初めからステロイド使わないであげて欲しい」 脱ステ中の詳細は語られませんでしたが、かなり過酷なものだったということです。 ステロイドさえ使わなければあんな目にあわなかったって言われてました。 これからは脱ステ経験者として情報を発信されていかれるとのことです。 頑張って欲しいと思います。 お別れのとき「私も息子のアトピー頑張ります!」って言ったら、 「頑張らなくていいのよ。そのまま何もしなければいいだけだから」との言葉をかけてもらえました。 頑張らなくてもいいんですよね。 「ただ気長に付き合っていきさえすればいいんだ」って再度思えたいい出会いでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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