|
カテゴリ:アトピーとステロイド、保湿剤
以前書きかけてかけてなかったステロイドの使用について私の見解。
その前に今の息子の状態。 ずっとブログに書いている通り今の息子の状態すごく悪化しています。 背中は以前の写真と見比べると、かなり落ち着いています。 顔はすごいです。 8日の朝なんて起きてきたらまぶたがすごいことになっていて、顔全体がまっかっかって感じでした。 翌日9日には寝ているときに引っかいた傷で滲出液がでてしまって顔中ガビガビ。 今もかさぶただらけの顔をしています。 昨夜もすごい勢いで布団に顔をこすりつけていました。 と、ここまで書くと「それでも何もしてあげないの?」といわれそうですが、それでも何も しません。 というのは、この悪化の中でも、徐々に顔の赤みは引いているし、滲出液が固まったその後はそれがぼろぼろ取れて白い肌が見えてきているからです。 脱皮しているかのような皮のはがれようです。 ここ数日の息子の状態を見て改めてステロイドは使用しないでよかったって思います。 ステロイドを使ったらこの状態をすべて見事に封じ込めることができますよね。 でも、これは息子が治っていく上で大切なステップに見えるし、こういうことを繰り返して正しいプログラムを身につけていくんだろうなって感じたからです。 それに幸い日中は掻き毟ることもありません。 夜中はある意味戦いですが、夜中にぼりぼり何度も起きて掻いていても息子は睡眠不足という感じもないし、この戦いというのは大人の戦いだなって気もします。 できたら痒みもなくぐっすりと寝かせてあげたいですが、今が大切だって感じています。 最近ある脱ステ医が書かれた本をあたらに読みました。 その先生は西洋医学と東洋医学のいいところを取り入れて治療しているそうです。 脱ステ医ですが、この先生ステロイドを全否定しているわけではありません。痒みをとって日常の生活を送れるようにするということにステロイドは有効な薬だといわれています。 ただ、ステロイドを一度でも使うと治療は難しくなるそうです。 ステロイドを使って症状を抑えることで症状が複雑化してしまうのでしょう。 (この本の話はまた書いていきたいと思います) 再度息子の話に戻って・・・ 息子のこの症状ステロイドで”きれい”にしてやっていないので、本当に汚いお顔をしています。でも、この状態を封じ込めることができるステロイドって薬って本当にきつい薬なんだなって思います。 そしてこれだけの症状を押さえ込んだならどこかに弊害が出てくるのも当然。 ステロイド使用はアトピーを長引かせる原因になるだろうなって肌で感じました。 今もいい状態とは言えませんが、ゆっくりゆっくり行きつ戻りつつ少しずつよくなっていっているのを実感しています。 顔が真っ赤になってときあわててステロイドを塗ってしまったらこの変化は見ることができなかったし、その変化を息子自身が体をもって経験することができなかった。 本当使わなくてよかったと、ひどい状態だっただけに余計に思います。 痒がるのはかわいそうです。夜などは親が睡眠不足でつらくなったりします。 でも、アトピーというのは本来治るものです。 ステロイドでそのときの症状を押さえ込まないで、症状がでるものは出させて、外でいっぱい遊ばせてアトピーに負けない体つくりをさせる。 これが親としてしてあげる最善の方法だと今回改めて感じました。 余談ですが・・・ 私が今勉強のために通っている学校今日で今タームが無事に終わりました。 かなりハードな学校だったので今ほっとしています。 とこれは関係ない話で、その学校のクラスメイトとこの間息子のアトピーとステロイドのこと話していたのですが、そのクラスメイトの一人が今日話してくれた話。 その人の旦那さんは眼科医のインターンです。 「ステロイドを使わないといったら近畿中央病院の・・・」 「あ、佐藤先生?知ってるんですか?」 「そう、佐藤先生、さすがよく知ってますね、その先生脱ステで有名なお医者さんなんですよね?脱ステで権威らしいですけど、主流から外れてるからいつまでも出世できないって旦那が言ってました。」 なんじゃそれ? 佐藤先生といえば脱ステ、脱保湿で何人もの患者さんを救ってきているし、この前の会でお見かけしましたが、すごく良さそうな先生でした。 先生の論文もネットに掲載されているものですが、読みましたが納得できるものでした。 信念を貫いて、主流にそむくことをしたら出世できないんですって。 だからみんな権力に迎合してステロイド一辺倒になるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|