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カテゴリ:アトピーとステロイド、保湿剤
私はアトピーではありませんが、息子はアトピーです。
友人は親子ともどもアトピーです。 小学校の時は私もアトピーというものを知らず、彼女はいつもかさかさしたお肌をしてるなって言う感想をもっていただけでした。 顔も首も見えている場所はずっとかさかさだった記憶があります。 中学校、高校にあがっても社会人になってもそのお肌の状態はずっと同じです。 そんな彼女が最近出産をしました。 彼女のお母さんは「出産をしたら治るかと期待してたんだけど」と言ってましたが、確かに出産で体質改善されることはあると思いますが、彼女のアトピーは治っていません。 今日久々に彼女にあったら彼女の赤ちゃんもアトピーでした。 病院ではまだアトピーとは断定されてないとのことでしたが、皮膚が弱いと弱いステロイドをもらって塗っているとか。 7ヶ月になるその子は腕や耳をよく引っかくようで傷だらけでした。 「薬はあまり塗ったらだめっていうけど、自分が塗るのに子供に塗らないというのも」と彼女。 彼女の手を見たら人差し指のあたりがひび割れて痛そうでした。 彼女はマイザー(Very Strong)を処方されてるようでしたが、手に使用すると効かないどころか余計悪化の原因になるらしく手には使用していないと言っていました。 そのクラスが効かなくなっているなんて・・・ 赤ちゃんに対してもキンダベートを塗ってるけど、焼け石に水、効果は見えないって。 私は悩みながらもステロイドは使わないほうがいいと思うのですが、使うならだらだら使うより上手に使ってあげてほしいと思います。 ステ派のお医者さんK大学のT教授だってだらだら使うのではなくぱっと使ってぱっとやめる。ちゃんと触診して使い方を細かく説明して注意深く使うと言ってるのに。この先生によると肌触りがつるつるになるまで塗って、そこでやめたらリバウンドもなく、普通のお肌で過ごしていけるらしいです。 ステロイドの副作用が怖いのは上手に使いこなさないからだとこの先生は言いますが、その上手に使いこなす、触診をして使い方を細かく説明して注意深く経過を見てくれる先生ってどれくらいいるでしょう? 少なくとも彼女のかかってるお医者さんはステロイドだし逃げの感じがします。 ずっとアトピーを付き合ってステロイドを使い続けてきた彼女にステロイドを使うなとはいえません。が、せめてステロイドを処方して「塗っておいてね」と位にしか言わないお医者さんではなく、副作用に注意しながら細かく見てくれる先生にかかって欲しいと思いました。 それとも病院からそういう指導されていて尚且つあの状態なのでしょうか? 彼女が医師の指導を守ってないだけでしょうか? 私の皮膚科体験から言うと、肌触診して細かく指導してくれる医師なんて一人もいませんでした。 今日行ったやさしいお医者さんもステロイド処方すると言いながら、触診もありませんでしたし、使用の細かい説明もありませんでした。 以前キンダベート処方されたときは、「一番弱いから副作用の心配ない」と言われただけです。でも、赤ちゃんの薄い肌、大人には弱くても、赤ちゃんにはストロングやベリーストロングクラスの負担があるのではないでしょうか? 何かいているのかわからなくなってきました。 ステ派のお医者さんは「とりあえず」ステロイドを出しておくお医者さんが殆ど。 そういう人が上手に使えば怖くないというガイドラインを盾に”間違った使用方法”をする患者さんを作り上げているんですよね。 K大学のT先生、非ステ派の先生を「アトピービジネス」と叩くより、ステ派のお医者さんの教育に力を入れたほうがいいと思いますよ。 でないと「アトピービジネス」や「ガイドライン」を盾に安易にステロイドを出すお医者さんが後を絶たないと思います。 そしてそれらを錦の旗のように掲げて、ステロイドを使いたくないという患者を馬鹿にして、平気で傷つけるような言葉や態度をして人間としておかしいんじゃないかって思うような医者をどんどん製造していくことになると思います。 ステロイドを患者が嫌がるのは、非ステ派のお医者さんが悪いんじゃない、ステ派のお医者さんが悪いんです。 それとも、やっぱり上手に使いこなしてもステロイドで問題が起こりえるからスケーブコートとして非ステ派のお医者さんを叩くのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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