何もしないアトピー治療　脱ステロイド、脱保湿　　　　　　　　　　　　　　～息子の幼児湿疹～

台湾までいろいろな人に助けてもらって、飛行機で出会った台湾の人が私と息子をホテルまで送り届けてくれたりと幸先のいいスタート切ったのですが、到着当日は本当へこみました・・・。


当日はホテルまで送ってくれた台湾人が教えてくれた台北市内のお店に飲茶を食べに行ったのですが、その店の人がこぞって息子を見ていろいろうるさく言ってきたのです。
「痒いでしょ、全身ひどいじゃない！」
「なんでここまでひどくなってるの！」
「薬は塗ってるの？お医者さんはかかってるの？」

はぁ・・・アトピーが多いという台湾でもやっぱり息子はひどい状態なんだ・・・。


極めつけは、私のテーブルについてくれたウェイターさんの一言。
「いい薬塗ってるからつけてあげようか？１，２回で良くなってしまうよ」

ってそれステロイドでしょ？
いらない、いらない！！！
丁寧にお断りしたものの、やっぱり台湾でもステロイドは標準治療なんだ・・・。


K大学のT教授がその著書でステロイドにここまで抵抗を示すのは日本人だけって書いていたのが頭に浮かびました。
漢方がさかんな台湾でも標準治療で台湾ではステロイドに抵抗はないんだ・・・。
やっぱりステロイドを塗るべきなのかなぁ？ステロイド塗りたくないって言うのはかたくなな偏った考え方なのかなぁ？
その夜はしこたま悩みました。


翌日台北から花蓮という都市に移動。
花蓮では民宿（日本で言うペンションみたいな感じ）に泊まりました。
そこの主人（女性）とまた息子のアトピーの話になりました。

「台湾でも多いって聞くけど、やっぱりステロイドを使ってるの？」

彼女ステロイドと聞いて顔をしかめました。
「ステロイドはできるだけ使わないほうがいい」

あれれれ？

ステロイドに対して抵抗あるのって日本人だけじゃないの？？？


「でも、日本のあるお医者さんがステロイドに対して抵抗あるのって日本人だけだって本で言ってたんだけど・・・」

「台湾でもステロイド使う人もいるけど、多くないわよ」と彼女。


えええ？じゃぁ、何してるんだろ？
やっぱり漢方？
ここから話が漢方に転じて彼女には漢方のお医者さんに連れて行ってもらえることになりました。その話はまた別で。


台湾でもステロイドってあまり使わないほうがいいって話なんだ～。
でも、彼女だけかも？

ってことで、観光地の案内をしてくれたタクシーの運転手さんにもアトピーとステロイドの話を持ちかけてみました。
帰り道はステロイドの話で持ちきりでした。

タクシーの運転手さん（張さん）もステロイドは子供に使うべきじゃないって言ってました。
「大事なのは体質改善。野菜やあっさりしたものを食べて脂っこいものや味の濃いものはできるだけ食べないようにしないといけない。」
と日本でのことと同じようなことを聞きました。

「ステロイドは睡眠薬と同じで依存性高くなるし、体に良くない。子供は将来があるからよほどのことでない限り使うべきでない」


途中よった土産売り場のおばちゃんたちにも息子のアトピー指摘され、この運転手さんがそのおばさんたちに「ステロイドはあまり使いたくないらしいんだ」って言うと、そこの売り場のおばさんたちも「うんうん、あんなものよほどでない限り使うべきじゃない」って。

だよね～。そうだよね～。
で、ステロイドに抵抗あるの日本人だけじゃないんだよね～。
K大学のT教授のうそつき～～～！！！


大事なのは体質改善。
大きくなったら治るはずなんだもの。


台湾へ行く前は息子のアトピーどうも良くならず、やっぱりステロイドを使うべきかと悩み、台湾へついてからもステロイドを塗ってやろうとか言われたから、やっぱり使わないのは可哀相なのか、間違いなのかってすごく悩んだけど、なんだかすっとしました。

おまけにステロイド使わなくても息子のアトピーこの一週間で一日一日劇的にきれいになりました。（完璧ではないですけどね）
昨日も書いたけど何が良かったのかわからないけど、やっぱ代謝を良くして汗をいっぱいかくことってすごく大切なんじゃないかって思いました。


ステロイドは代謝悪くするからやっぱりアトピーの治りを遅くする。
今回の台湾の旅で出た私の結論です。