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カテゴリ:アトピーとステロイド、保湿剤
台湾では漢方のお医者さんの看板が目に付き、民宿の人に言ってみたらいいお医者さんを知ってるとのこと。
早速花蓮についた翌日に連れて行ってもらいました。 お医者さんは香港人、どういういきさつで花蓮のこの小さな街に流れ着いたのかは知りませんが、とってもやさしくニコニコした人でした。 午前の診察終わる時間ぎりぎりに飛び込んだのにニコニコと笑顔で迎えてくれて、ゆっくりと息子を診てくれました。 漢方というので古びた診療所を想像していたのですが、確かに小さな診療所でしたが、中はこぎれいにしてあって、先生の机の上にはパソコンが置いていました。 で、民宿の人がそこの馴染みの患者さんなので、親しいみたいでいろいろ質問してくれました。 アトピーも漢方で治せるのか。 薬も合う合わないがあるし、効果のあるないをこの短時間で判断できるのか? 漢方は苦いけど、子供ものめるのか? などなど。 漢方でいうと、アトピーも内面からも問題だから漢方で体質を改善するとよい。 薬の合う合わないは、帰国前にもう一度診せに来てくれたらそのとき判断する。 苦くて嫌がった場合、少し砂糖を足すなどして飲ませたらいい。 ということで、以下の薬を処方されました。 四逆散 牡丹皮 六味地黄丸 地骨皮 柴胡 これらの合わさったものです。 一日三回食後に飲ませるようにってことです。 この処方箋をパソコンで作成です。 で、この薬ですが、すごーーく苦くて、砂糖を混ぜたくらいじゃ飲んでくれませんでした。 大人が飲むのも辛そうな感じ。 そこで民宿の人が、注射器の針のないものを買ってきてくれてそれを使って毎回飲ませることにしました。 飲んだらご褒美に飴をひとかけら。 そして台湾で一日一日息子のアトピーは良くなっていきました。 私は一番の原因は何度も書いているように代謝の問題だと思うのですが、民宿の人は「薬が効いたのよ!」と薬の効果に驚いていました。 でも、漢方ってゆっくり効果があるものなんだけどね・・・とも言ってましたが。 最終日、またそのお医者さんのところに連れて行ってもらいました。 「良くなってるね」とお医者さん、よくわかんないので「薬の効果ですか?」ってたずねると「そうだ」とのこと。 私も頑固で代謝説が自分の中で捨てきれないんだけど、薬も後押ししてくれたのかも知れない。 ということで、さらに一ヵ月分処方してもらい日本に持って帰ってきました。 合計約1万円。 高いのか安いのかわかんないです。 日本に帰ってきて薬がなくなったらどうするのかとの問いについては、 「一般的には症状を診てだんだん薬を減らしていくものなんだけど・・・」と先生。 症状が消えたら薬を飲まなくていい、そうでなければまた送ってもいい。 先生のところに直接写真など送るなどして診てもらい、また薬を処方もできるって。 でも、薬の輸入ということになるからこれってできるのかわかんないよねって話にもなりました。 「日本のお医者さんにこの処方箋見せてみるっていうのは?」との問いに対して、 「日本はこうやって調合して出してくれるお医者さんいないでしょう」ってことでしたが、ありますよね? 保険はきかないけど。 今はその漢方のお医者さんの処方してくれたお薬飲ませてます。 薬の効能など調べてみたのですが、漢方は難しくてよくわかんない。 簡単に理解したところによると、炎症をとめる効果があるような感じみたいです。 凉血解毒とか精神安定、痒みとかいろいろあって合わさってるのでわかんない。 中医は哲学的に体系的にものを考えるのでかなり難しいです。 この薬が効いてるかどうかはわかりません。 悪いこともなさそうだけど・・・。 でも、今日また顔に湿疹が広がり気味。 今日はちょっとぐずり気味で体調がよくなさそうだったからそのせいかなって思ってます。 日本に帰ってきてすぐこんな調子。 またどんどん悪くなるんじゃないかってびくびくしてます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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