花霞の部屋

今日は父の命日
三連休は実家に帰省し、最終日の13日に1周忌は終えていたが
やはり命日はちょっとしんみりするだろうなと思っていた

早いのか、やっとなのかよく分からないこの一年
いろんな意味で大変だった
母を亡くした時も大変だったが、癌で入院していたのである程度覚悟していた部分もあったと思う
しかし父は突然に亡くなり、喪主は弟弱冠30歳の若造
まだ社会に出て間もない頼りない弟を支え、叱咤し、なんとかここまでこぎつけた
忙しい弟に変わって色んな手続きは私が実家にいた2ヶ月でほとんどを片付けたが
それでもこの一年はなんとなく慌しかった
一家の大黒柱を亡くすというのは本当に大変なのだ

そしてこれは最近よく思うこと
私達きょうだいはまだこれからも、いやこれからこそ親が必要なのにな、、と
子育てしていると、自分がどのような子供だったのか、如何にして成長してきたのかを聞けるというのは凄くありがたいことだなあと感じるのだ
それは両親以外から聞けることもあるけれど、やっぱり親の目から見た子供である自分の話というのはとても参考になる
だから皆さん
ご両親が元気なうちに昔の自分の思い出話を沢山聞いていて欲しいなと思います
そのちょっとしたお話は子育てやそれ以外でもきっと役に立つんじゃないかな
そしてそんな話を聞いて親とのんびりとした時間を過ごすこと自体が親孝行になるんじゃないかなとも思います

さて、当日の22日は友達の子供を保母だった友人と共に預かり
別名怪獣くんことたい君のお守りに追われて疲れ果てて終わった
その日ハイテンションのままお昼寝しなかったムスメを寝かしつけたのは夜8時過ぎのこと
やっとその時になって
｢今日は父の命日だなあ…｣と一瞬だけしんみりして、、眠りについたのでした