はなの暮らし　ロンドン編

お蔭様で娘は翌日には平熱に、今日は幼稚園に行きました！
ご心配おかけいたしました～☆
そして励ましのお言葉、たくさん頂戴してありがとうございます

今日は早速「昨日一日家でこもってた分動かねば！」とジムまで往復速歩。
ヨガのレッスンと筋トレ、さらに傾斜11％で6～6.2キロの速歩・・・。
歩きすぎ？！さすがに久々にしんどかったです（笑）

最近体が慣れてきてしまって、負荷や回数、時間、距離など増やすように、
そしてジムまで歩いてはとのご提案をトレーナーさんから頂いたんです。
「そっか～、なるほどね」と歩いて行けてしまえる自分にビックリ！！


でもね、こんな風にジムに行ったりお稽古行ったり、
ランチやお買い物、お洒落を楽しむなんてここ最近の話なんですよ。
病気もあったし、同級生はみんな独身OLだったし、主人はほとんど家にいないし、
「こんなに子育てって大変なものだったなんて・・・。誰か教えておいてよ～！」
と思ってました（笑）。

以前新聞でもそのことが取り上げられてて、我が家でも話し合ったのですが、
「子育てへの期待感の大きさ」が産後鬱を増やしているのでは、という意見。

私もそうだったかも、と思うんです。
私が妊娠した当時、スーパーモデル（時代感じますね）たちがこぞって出産してたんです。
当然母親とは思えない美貌、スタイル、ファッション！
雑誌でも毎月取り上げられてて、
私が無意識のうちに「綺麗なママ」への憧れを持ったことは否めないと思います。

スーパーモデルとまではいかなくても、
数々の主婦向けファッション誌では、当時も今も
「ママでも綺麗」とか「ママでもお洒落」とか
「子供がいても綺麗でお洒落なおうち」という言葉が踊り、
素人さんとは思えないような美しい読者モデルの方々のライフスタイルが紹介される・・・。

でも、実際はこんな方ばかりじゃないし、
正直そんな絵に描いたように子供のいる生活が楽に行われている訳ではないと、
私は確信しています。

あの君島十和子さんでさえ、産後すぐは「顔も洗ったかしら？」と思うような日々だったとか。
もちろん私もでしたよ（笑）

私が新米ママであるように、主人も新米パパ。
始めはなかなか育児への理解もありませんでした。

同級生の「子供と毎日家で遊んで暮らさせてもらえて優雅でいいよね」という言葉に
よく傷つきもしましたが、反論はしませんでした。
反論しても共感はしてもらえないから、今は耐え時、と母に言われて。
「みんなが子供が出来たとき、あなたの値打ちが上がるから」（笑）
うちの母らしい言葉！
「値打ちが下がるからやめておきなさい」とか（笑）

でも、愚痴れたらもっと楽だったでしょうね～。

育児には迷い悩むこと、反省することばかりですが、
私の一番の願いは、以前書いたように
人生を終えるとき「素晴らしい人生だった」と思って欲しい、
そんな人生を作り上げられる人になって欲しいということです。

そして今、五歳のわが子にして上げられる身近な躾けの第一歩は
早寝早起き、規則正しい生活習慣と、
栄養バランスの取れた食事の用意、だという点では常に迷いはありません。

私が家事貯金をしたり、動線を考えた収納に心を砕いたりするのは、
自分のしたいことをしながら、子供にこれらのことをしていくにはどうしたら良いのか、
考えた結果こうするしかなかったからです。

大変では？！とよく聞かれます。
もちろん朝早起きが苦ではないと言っても、寝ててもよかったら寝ていたいですよ（笑）

ダイエットもそうですが、優先順位ってことじゃないのかなぁと思うんです。
それが一番大事だと強く思えるかどうか。

迷ったとき、悩むとき、反省どころか落ち込むとき、私にもよくあります。
でも、何が一番大事なのかを自分自身に問いかけてみると、
大丈夫って思えてくるんです。

自分のすべてを後回しにしなくてはいけない時が、どうしても子育てにはあります。
そして、そんなことをできるお母さんってすごい！！
そうだからこそ子供ってお母さんが大好きなんじゃないでしょうか？！

ある人生の先輩（60代）の方に、
「最近の若いお母さんは人生を、子育てを、楽しい事ばかりだと思いがちでは？」
とご指摘を受けたことがありました。
当時20代だった私は「なかなか厳しい！でも楽しくない人生なんて・・・」と
思ったものでした。
でも今はその言葉は当たってるんじゃないかと思うんです。

楽しいことも大変なことも、悩みも苦労もすべてひっくるめて人生なんだなぁって。

そしてより良いものにするために、多少の頑張りや我慢が必要な時もあり、
それをいかに乗り越えたり、楽しめたり、耐えたり出来るか・・・。

子育ては私に本当にたくさんのことを教えてくれています。
これを読んで下さったお母さん、
子育ては大変なんです。それでいいんだと思います。

ご一緒にゆっくり頑張りましょ♪
長くなりましたが、お付き合いありがとうございました☆