テーマ:愛犬との今日の出来事(3742)
カテゴリ:ウチのワンコ
日頃よりお世話になっている獣医さん・・・と、言ってもここしばらくは メリーさんの
アトピー症状が落ち着いて来ていたので、ご無沙汰だったんですが 昨日昼間にいきなり電話があり、、(電話は常にいきなりw) 供血の依頼をされました。 正直、、驚いてしまい________ 「まだ6.5キロしかありませんが、コイツから抜けるんですか??」 と、聞いてしまいました 拒否するつもりは毛頭ないけれど、まさかメリーに供血の依頼が来るとは思っていなかったのです。 「大丈夫です。健康で元気なメリーちゃんなら、全く問題ないです」 と、、心強いお返事を頂いたので 快く承知しました 昨年まで家族の一員だったハナに、たくさんのワンコから供血をしていただいて ハナは少しだったけど生き延びて、苦しむ事が少なく済んだ。。 その恩返しをする出番がやってきた!!! な~~んて、鼻息荒かったのは私だけかもしれませんが・・・(^^;) メリーには関係ない??かもしれないけど、ココは頑張ってもらわねば・・!!!! ペットが家族の一員となり高度な医療を希望するケースが増えてきていると思われますが、輸血に必要な血液を供給するシステムはまだ日本では確立されていないようです。 そのため輸血が必要となった際は、兄弟犬や知り合いの犬、病院が供血のために所有する供血犬、供血のためのボランティア登録をした犬、ネットや病院の呼びかけを通じて協力してくれる犬、に頼るしかないのが現状とのことでした。 別の言い方をするならば、そのような犬に出会えなかった場合は助けることが出来たかもしれない命をあきらめなければならない、ということです。 この悲しい現実は、、実際に自分のパートナーが血液を必要とする身になって初めて 知る事が多いような気がします。 事実、私がそうでした。 それにワン友がいたとしても、とても頼み辛い事である事も。。 幸運にもハナには血を分けてくれたワンコが何頭かいました。 しかも大型犬だった為に、大量の血液が必要だったにも関わらず 何とかたくさん頂ける事ができました。 世間は小型犬ブームなので、病院に来るワンコも8割方は小型犬なんだそうです。 なのでいざと言う時の供血を求められるワンコは、ごくわずかでしかない・・・・ だから先生がメリーに供血の依頼をしてきたと言う事は、よっぽどなんだと思いました。 同時に、、飼い主さんの気持ち_____ お尻にこぶし大の腫瘍ができてしまい、その摘出手術の為に輸血が必要になるかもしれないとの事。 それも簡単な手術ではなく、骨盤の骨を削ってそこより摘出するらしく かなりリスクは高いみたいです。 ちなみに、ワンコも飼い主さんも私の知り会いではありません。 名前も知りません。 どこに住んでいるかも。 でも知らなくてもいいと思っています。 考えるのは手術が成功して、また元気で暮していけるなら、、それでいいじゃん?? そこでメリーの血液が役に立ってくれるのなら、大満足です って~~~~ キレイ事かしら???? 約束の7時に病院からお迎えがあり、メリーを連れて出かけました。 かなり緊張状態でいる私が分かるのか、メリーも落ち着きがありません 待合室でず~~っと唸り続けていたのです。 コレには私も驚いて、余計に動揺が伝わり、、唸りに加わり吠える事もし始めました。 無視し続けていたけれど、どうにもガマンがならなくて バリケンから出して様子を見れば、、メリーはガタガタと震えています。 完全に怯えきって、憔悴していました。 この状態のメリーを見て、、少し後悔し始めていた自分がいて_______ メリーにとってはいい迷惑であって、私の自己満足でしかないんじゃないかと 頭の中でグルグルと色んな事が回りはじめて、泣きそうになってしまいました。 その様子を見ていた病院のお手伝いに来ている男の訓練士さんが、 声をかけてくれました。 自分にリードを持たせてくれ、、と。 唸り続けるメリーを優しい目で見つめて、目を合わせないようにして 名前を呼びながら 信頼関係を築こうと試みてくれました。 それでもメリーは唸る事を止めず、、これじゃあ今日の供血は無理かも・・?? と、思いかけていた時に____ 訓練士さんが差し伸べた手を、メリーはぺろりと舐めました。 相変わらず唸ってはいるものの、目は興味津々 コイツ、、怯えているフリしているだけなんじゃ????(^^;; 訓練士さんも見抜いていましたよ~~ コレから何かが起こると言う雰囲気を察して警戒するのは普通の行為なので、感受性が強いワンコであるとのフォローをいただきましたが、、 なんとも納得のいかない私 普段は( ̄。 ̄)ボ~~~~ッっとしているくせに!!!! いよいよメリーの番。 診察台の上で、怖すぎて固まっているメリーに大人3人で抑えます。 何事が起こるんじゃ??と言わんばかりに目が怯えていました。 でも訓練士さんが常に声をかけてくれて、リラックスさせてくれたお陰で ほとんど抵抗する事なく、針を刺して血を抜く事に成功しました。 終了して針を抜かれてもしばらくは、スフィンクスのまま動けなくて固まったまんまw 実に120ml 体重は6.5キロですよ~~~(^^;) 実はこんなに抜かれるとは思っていなかったので、少々ビビりました でもややテンション上がり気味だっただけで、全くいつもと調子は同じ 実は血の気が多かった??メリーさん?? いっぱい誉められて、オミヤゲまでもらってご満悦のメリーでした でも病院はキライになっただろうな・・・(^。^;) はぁ・・疲れたワ ピンボケですが(老眼の旦那が撮影)やや血が滲んでいます。 でもすぐにこのテープは自分で取ってしまいましたw あたちエライ??誉めて♪誉めて♪ 好きで病気になるワケじゃないし、健康であることはもしかしたらただ単にラッキーなだけかもしれない。 フツーの健康な犬の血が、フツーのそれを必要としている犬に、フツーに届くようになるといいなぁ、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/03/12 10:38:52 AM
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