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(このお花は8月はじめ、父が入院してすぐに急いで生けたものですが、大好きな桔梗とあやめの実です。今日、使わせていただきます。) 4月から病床にあった父が、8月10日未明に亡くなりました。 大正14年生まれ、享年82歳でした。 入院中は皆様からお見舞いのお言葉を頂きましてありがとうございました。 6月には退院して自宅療養し快方に向かっておりましたが、 腸閉塞を再発して、8月2日に再入院致しました。 入院する前日には、主人に後を託す言葉を残したそうです。 私には、死の数日前に、 その日は、主人と一緒に病院に泊まろうと思って 夕方、病室に入り、父の様子を見ようと近ずいた時に、手を差し出してきました。 父との握手・・・・・万感の想いがこみ上げてきました、父も同じだったと思います。 とても、力強い父の手でした。 最後の心のふれ合いになりましたが、 いつまでも心に残るよい別れができたように思います。 言葉には出しませんでしたが、 父の気持ちはじゅうぶんに伝わってきました。 亡くなっても、なお亡くなったと思えない、存在がなお鮮明になってきます。 父に直接、言うことができませんでしたが、 ながいあいだ、ありがとうございました。 主人は、父と28年間、一緒に仕事をしてきました。 若い頃は意見のぶつかり合う事もありましたが、 お互いにとって無二の理解者となっていったようです。 今では、実の娘である私も、とうていかなわない信頼関係でした。 病床にある間も、他の誰よりも 父がどうして欲しいと思っているか、いち早く気持ちが解るのは主人でした。 その様子を見ていて、主人に少し嫉妬すら感じた程です。 でも沢山の感謝の気持ちでいっぱいです。 (父の家の庭に咲いたユリ 8月) 今、母と主人と三人で父母の家で生活するようになりました。 まだ、パソコンも持って行ってません。 落ち着きましたら、はやくブログを書きたいと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.14 19:10:43
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