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March 19, 2008
カテゴリ：IPOチャレンジ
公開価格(米ドル) 44.00ドル 初値メド(米ドル) 50ドル（前回47ドル～52ドル） ＢＢ参加 Passive＋ 初値投資 Passive＋ 公開価格は、仮条件価格37ドル～42ドルを上回る「44ドル」に決定した。公開価格 が仮条件を上回るのは米国では珍しいことでもなく、昨年の大型ＩＰＯ（公開規模 50億ドル以上）７社中では４社もそうであった。結果、資金調達額は178.6億ドル （約１兆7700億円）となり、米市場で史上最大ＩＰＯとなることも確定した。な お、銘柄コードは『Ｖ』に決定しており、市場関係者間では「縁起が良い」として 好評なもようだ。 ブックビルディングの需要積み上げは、米国だけでなく、日本でも順調に進行した ようだ。今回は、幹事会社の勧誘活動の賜物ともいえよう。ただ、期待感ばかりが 高まる一方で、日本での配分が当初想定の半分以下になるとも伝わっている。事務 幹事会社のリテール部門では、応募倍率が10倍を突破するとも予想され、個人投資 家の多くが１口配分ないしは抽選漏れとなるのに致し方ない状況といえる。 初値に関心が集まるが、米国では上場前に相対で取引される場合が多く、市場間で は47ドル、48ドル、49ドルなどでの取引成立が既に観測されている。「ＥＣＮ」 （電子証券取引ネットワーク）と呼ばれる私設証券取引所での提示価格と見られる が、日本時間11時時点でビッド（bid）「47ドル」、オファー（offer）「48ドル」 が観測された。いずれも、公開価格を上回る売買が定着している様子だ。3/18の米 株市場では、証券大手決算や利下げが好感され、各指数が大幅高。とりわけ、大型 株で構成されるS&P500指数は、金融セクターが主導する形で2002年10月以来の大幅 上昇（前日比＋4.24％）となっており、ひとまず下げが一服した市場環境も追い風 となろう。相対取引を上回る価格形成が有力視され、初値メドは「50ドル」を見据 えたい。 なお、公開価格が仮条件上限を上回ったため、日本募集分のスケジュールは若干修 正される。申込期間、株券交付日が１日先延ばされ、申込期限は3/25、株券交付日 は3/27となる。3/21は、米国市場がグッド・フライデー(Good Friday)により休場。 上場日から株券交付日までのタイムラグによる株価下落リスク、為替変動リスクに 注意したい。（岡村 友哉） [マーケットコメント] *13:14JST ＢＮＰパリバ、3月調査日銀短観の予想、リセッション入り示唆 ＢＮＰパリバでは、4月1日に発表される3月調査・日銀短観の大幅な悪化を予想。業 況判断ＤＩは、大企業・製造12、大企業・非製造業11と予想しているもよう。日本 経済は景気後退に入ったとみられ、それに伴う売上高経常利益率の悪化に、世界的 な金融市場の混乱による不確実性の高まりが加わり、業況判断ＤＩは大幅に悪化す ると予想しているようだ。 《TM》  らしいです。でもいつ売ればいいのやら...(ﾟ∀ﾟll)｡o お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
March 19, 2008 08:22:52 PM
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